一眼カメラを買うと、いろいろと周辺機器が欲しくなっちゃいますよね。
中でも、手軽に撮影クオリティを上げれることで便利なのが「ストロボ」です。
僕はガジェット系の記事を書くことも多いので、必然的にモノを撮影することが多いんですが、ブツ撮りの時はストロボが大活躍します。
部屋の中で人を撮影するような「スタジオ系」の写真も、今後挑戦してみたいと思っています。
そんなわけでOM-D E-M5 MarkIIの相棒としてオリンパス純正ストロボ「FL-600R」を購入しました。
それではさっそくレビューをお届けしましょう!
何を買ったらいいかわからなければ「とりあえず純正」
外部ストロボ(=フラッシュ)はカメラメーカー純正のものと、サードパーティ製(非純正)のものがあります。
純正でないものは、自分のカメラではどのような機能が使えるかを把握して選定する必要があります。
ストロボを初めて購入するときは、何を選んだらいいのかなんてわかりませんよね。
ガイドナンバーとか言われても、よくわからないのがオチです。
そんなときにオススメなのが
とりあえず純正買っとけ
です。
純正のものはカメラの対応表などもメーカーページにはっきりと書いていますし、一般的には高機能なものが多いです。
TTLオートやワイヤレスリモートなど、一通りの機能は使えるので、1台持っておいて損はありません。
価格が安いサードパーティ製のものは、機能が限定されるものも多く、故障率も高い傾向にあります。
ストロボ撮影に慣れてから追加で購入を考えるということで十分だと思います。
オリンパス「FL-600R」について
FL-600Rは、オリンパスのデジタルカメラ、PENやOM-Dで利用できる外部フラッシュです。
単3電池4本駆動で、発光後のチャージが早く、使いやすいのが特徴。
上でも触れましたが、TTLオートやワイヤレスリモートなどの便利機能も搭載しています。
ガイドナンバーはGN36(ISO100)で、光量はそこそこですが、必要十分といったところでしょう。
AF補助光や動画撮影時に使える前方照射のLEDも搭載。
もちろん発光面を可動させてのバウンス撮影も可能です。
まずは高機能な純正を1台持っておくというのは、無駄のない選択だと思います。
オリンパス「FL-600R」開封の儀!
早速開封レビューに行ってみましょう。
内容物はシンプルです。
▲ケースに入った状態の本体、スタンド、取扱説明書。
取扱説明書は、ボタンの機能説明程度なので、フラッシュの実用的な使い方は別途勉強する必要があります。
▲ケースは使いやすくて、しっかりしています。
さすが純正といった感じで、しっかりと衝撃を吸収してくれそうです。
続いて本体です。
▲外部ストロボを触ったことがない人は「でかっ」と思う大きさ。
▲発光面を正面に向けてみました。
ヒンジ脇のボタンを押しながら、角度をカクカクっと変える感じです。
作りは純正だけあってかなりしっかりしています。
▲背面には液晶、電池の残量チェッカー、テスト発光ボタン、設定ダイヤル、バックライト、電源ボタン。
液晶面には、モード表示、露光補正、焦点距離、ガイドナンバーなどが表示されます。
▲発光面の角度調整。ちゃんと数字が書いてあるんですね。
天井を利用したバウンス撮影時に利用します。
▲単3電池4本駆動で、エネループ対応です。
1日撮影となれば電池が足りなくなるので、予備は持っておいた方がよいです。
▲予備の電池は、ケースに入れて持っておきましょう。
▲カメラに搭載するとこんな感じです。
リモートで使う方が頻度が多そうなので、あまりこの形にはならないんですが、壮観ですよね。
▲被写体の右前方から半逆光にストロボを設置、ワイヤレス発光させて撮影してみたもの。
初めて外部ストロボを使って撮影していますが、なかなか上出来ではないでしょうか。(笑)
まとめ
ストロボを使った撮影方法にはコツが必要です。
マニュアル撮影モードで、ストロボ発光の強さで露出を決めたり、光源の向きや大きさを知る必要があります。
こういった技術は、習うより慣れろといった感じで覚えたほうがいいので、まず純正を1つ買ってみるというのは悪い選択肢ではありません。
この「オリンパス FL-600R」は、外部ストロボを使ってみたいというオリンパスユーザすべての人にオススメできるモデルです。
まずはこれを使って、ストロボ撮影のいろはを覚えていきましょう!