僕はOM-Dというオリンパスのミラーレス一眼カメラを使っています。
何か集まると撮影しているし、カメラの話もブログで書いていると、
「一眼レフはつかわないんですか?」
と聞かれることがあります。
僕が一眼レフではなくミラーレス一眼を使っている理由について書きました。
一眼レフとミラーレスの違い
一眼レフとミラーレス一眼、違いをよくわかっていないという方も多いと思うので、かんたんに説明を。
ファインダーを覗くと違いがよくわかります。
一眼レフのファインダーを覗くと、本体内部の鏡(レフ)で反射することで、レンズを通した景色を見ることができます。
レンズ➡︎レフ➡︎ファインダー➡︎目
一方のミラーレス一眼は、鏡を使わず、撮像素子(CCD)でデジタル化した映像を、ファインダー内の液晶モニターに写しています。
レンズ➡︎CCD➡︎ファインダー(液晶)➡︎目
ミラーレスは、レフ(ミラー)がない(レス)という構造上の意味なんですね。
デジタル化で鏡が必要なくなった分、大幅に本体の容積を小さくできるようなったので、一回り以上小さい、ミラーレス一眼カメラが作られるようになりました。
よく一眼レフのほうが画質がよくて、ミラーレスのほうが劣ると思っている人もいますが、「ミラーレス」というのは構造の違いだけで、それによる画質の差はありません。
そこそこの一眼レフより、最高のミラーレスを使う
ミラーレス一眼の特徴として、画質に影響する撮像素子(CCD)も小さくしたものが多いです。
ここがミラーレスは画質で劣ると言われるところですね。
確かに最高性能では、一眼レフの方が上です。
僕の使っているOM-Dはマイクロフォーサーズというシステムで、撮像素子のサイズは4/3インチ。
この大きさだと解像度は1600万画素程度が上限になります。
しかし、1600万画素もあればA3サイズにプリントアウトしても十分な画質を得られるので、少なくとも個人利用に関しては問題ありません。
十分な画質を得られるなら、ミラーレス一眼は小型軽量で持ち運びしやすい上に、価格も安い。
例えば僕の使っているOM-D E-M5 MarkIIと12-40mm F2.8 Proは、ミラーレス一眼の中では最高クラス。
同じくらいの値段で性能のよい一眼レフを買おうとすると、ボディ(本体)すら買えません。
そこそこの一眼レフを使うより、最高のミラーレスを使って、あとは写真の技術を磨くことに力を注ぐほうが絶対に面白い。
カメラはあくまで道具なので、必ずしも最高性能のものが必要というわけではないのです。
まとめ
現在はミラーレス一眼でも、個人が使うには十分な性能があります。
大切なのはいかにして写真を撮るか、どんな写真を撮るかです。
自分の好きなスタイルのカメラを選んで、とにかく写真を撮っていく。
その過程で一眼レフが必要になれば買えばいいのです。
そんなわけで僕は当分、OM-Dを愛用していきます!