自分の「移動」を全て自動で記録してくれるMovesというアプリを使い始めたら、ちょっと面白かったのでご紹介します。
スマホで生活を「記録」する
「ライフログ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
文字通り「生活の記録」という意味合いですが、いわゆる日記のような文章のことではありません。
ライフログは、ひたすら行動のみを記録することが特徴です。
記録をすることで、後で参照して生活の改善につなげたり、記憶の掘り起こしに利用できるといったメリットがあります。
たとえば
「朝の準備に60分かかっている、これを45分に短縮しよう。」
といった感じで、普段は意識しない生活を見直すきっかけになるのです。
僕がランニングで利用しているRunkeeperも、走行コースをGPSで追いかけて距離や時間、心拍数などを記録できるので、一種のロガー(記録)アプリと言えます。
iPhoneはセンサーやアプリを組み合わせると、とても優秀なロガーになるのです。
今回ご紹介するMovesも、ロガーアプリの一種です。
あなたの移動を全て自動で記録する「Moves」
Movesは、フルオートで動作して「移動」だけを記録するアプリです。
この「フルオート」というのがミソ。
ライフログアプリはふつう行動を開始するときに「開始」ボタンなどを押す必要があります。
例えば移動をするときに「徒歩」というボタンを押すとか。
こういうのってすごく面倒だし、忘れちゃって続きません。
でもこのMovesは、24時間GPSであなたの居場所を記録し続けます。
歩き出した時間も、到着した時間もすべて自動で記録できます。
移動すれば、すぐに地図上に歩いた道筋を記録してくれます。
詳しい仕組みは不明ですが、電車など交通機関の利用なども判別できます。
▲「家から5分で駅、26分電車で移動、15分歩いて会社」というのがよくわかります!
家を出てから到着した時間、電車の移動時間、駅から会社までの時間がはっきりとわかります。
大体は知っていても、分単位で測ったことがある人は少ないのでは。
そして、建物に滞在すれば滞在時間を自動的に記録してくれます。
会社にいた時間、ランチで寄ったカフェの滞在時間、家電量販店で道草食っていた時間。
普段意識しない移動・滞在時間を自動で記録できるのはなかなか面白いです。
▲会社帰りに新橋駅前のカラオケボックスで楽器練習していました。滞在時間もバッチリ!
まとめ
ライフログは、録ってみないとその効果はわかりにくいものです。
僕も試しに使ってみると、意外に気づきが多かったので、今は毎日チェックしてみています。
たとえば、会社帰りにまっすぐ帰る場合と、寄り道して帰るときの所要時間を具体的に比べてみると、「改善しなくては」と思うかもしれません。
あの時間何してたんだろう?と思い出すときに、助けになるかもしれません。
活かし方は人それぞれですが、まずはこのアプリをインストールしていれば記録は始まります。
あ、行動を見られたらマズイ人は入れちゃダメですよ。
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