年々画質のよくなるスマートフォン。
夜間や望遠は苦手ですが、明るいところでの撮影なら、とても美しい写真が撮れるようになっています。
でも、撮り方を間違ってしまうと「パッとしない残念な写真」にもなりがち。
今すぐに実践できる、スマホできれいな写真を撮るためのポイントをご紹介します。
【撮る前】レンズをキレイにしておく
▲意外と汚れてる?
スマートフォンは常に持ち歩いて、使用頻度も高いもの。
ケースやカバーをつけている人も多いと思いますが、レンズはむき出しの人が多いと思います。
液晶画面と同じように、いくら保護フィルムをつけていたとしても、多少なりとも汚れてしまっているものです。
この汚れが残ったままカメラを使うと、写真も汚れの影響を受けてしまいます。
スマートフォンで撮った写真が、モヤがかかったようにくすんだり、妙に光が乱反射したように写ったことはないでしょうか?
これはレンズについてしまった「汚れ」が原因です。
これを防ぐには、写真を撮る前にレンズをひと拭きしておくこと。
スマートフォン用の液晶保護フィルムなどによく同梱されている、レンズクリーナーのようなものを持ち歩くのがオススメです。
▲上半分は汚れたまま、下半分は拭きとったあとの写真。一目瞭然ですね。
【構え】脇を締めて両手でしっかりと支える
「片手で構えて、空いた方の手でシャッターを押す」
という人も多いと思いますが、これではシャッターを押した瞬間にぶれてしまうことがあります。
カメラを構える時のように、両手でスマホをしっかりと持って、脇を締めること。
手すりや壁を使って、カメラやそれを支える手・体を固定するとさらによいです。
下で紹介する構図も、しっかりと構えると決めやすくなります。
【構図】水平を意識する
下の写真を見て、何か感じませんか?
▲なんか曲がってる?
よく見ると、少しだけ左に傾いているのに気づくと思います。
これは写真が水平になっていないことからくる違和感です。
特に背景が大きく写る場合や、風景そのものを撮るときに傾いてしまうと、途端に「素人っぽい写真」になってしまいます。
構図に慣れてくると斜めに構えたりしても面白いのですが、構図の基本は水平。
カメラの設定でグリッドを表示するようにしておくと、撮影がしやすくなります。
▲iPhoneの設定はここで。
▲上の写真をiPhone上で修正したもの。向きを修正するだけで、印象がよくなります。
まとめ
スマホで写真を撮る前に、ちょっとしたことを気をつけるだけで、もっといい写真にすることができます。
どんどん写真を撮っていけば、自然にできるようにもなっていくので、チャレンジしてみてくださいね!
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