本気でカメラを始めると欲しくなってくるのが三脚です。
でも、どんな三脚を選べばいいのか、正直わかりませんよね。
僕は最近三脚を新調したのですが、新しい三脚を買うまでに実行したり考えたりしたことをご紹介したいと思います。
三脚にお悩みの方の助けになれば嬉しいです。
まずは1本使い倒してみる
「三脚なんて持ってないし使ったこともない」という方へ。
まず1本売れ筋で安いものを購入して、使い倒してみることをオススメします。
少しいい三脚を買うのは、それからでも遅くはありません。
僕も当時2,700円という激安三脚(冒頭のSLIK F740)を購入して、そこから3年間使い倒してみました。
安価なものは3年も使えばグラついてきたりするので、ちょうど買い替えどきです。
▼最近の売れ筋だとこのあたりが「とりあえず三脚」には最適かと。800gくらいまでのカメラに。
ステップアップしたいあなたに必要なのはどんな三脚?
安い三脚をガシガシ使ってみると、自分の写真撮影をする(もしくはしたい)シチュエーションや、頻度がわかってきます。
- カメラとレンズを合わせた重さはどのくらい?
- 撮るのは写真?動画?
- 移動は車?徒歩?
僕の場合はカメラ+レンズが約800g、今のところは主に写真撮影用です。
外出先でも頻繁に使いたいので持ち歩くことが前提になります。
そして移動は徒歩+電車です。
すると、今の僕に必要な三脚は「写真撮影用で、軽量コンパクトなものが最適」という答えになるのです。
三脚ってどんな種類のものがあるの?
では実際にそんな三脚が欲しいとなったときに、どうすればよいのでしょうか。
自分に合った三脚選び出すためには、どんな種類があって、その差はなんなのかを知る必要があります。
でも正直なところ、価格コムなどを見て比較をしても、初心者にはよくわからないと思います。
高いのによく売れているのはよい三脚だというのはわかりますが、どこがいいのかスペックだけ見てわかるようになるには相当な情報収集が必要です。
一番良いのは、ショップに行って店員さんにアドバイスをもらったり、自分で実際にカメラを載せてみることです。
▲都内では有名な新宿ヨドバシカメラの三脚コーナー。別名「三脚の聖地」。
三脚を選ぶポイント
自分がどんなふうに三脚を使いたいかがわかっていれば、店員さんにオススメを聞いてもいいでしょう。
自分で選ぶときは、以下の3つがポイントになります。
1.耐荷重
耐荷重とは、三脚の上に載せることができるカメラやレンズの重さのこと。
この耐荷重は一番重要なポイントです。
いくら軽量な三脚でも、自分のカメラを置いて不安定になるような三脚は使い物にならないからです。
自分の使っているカメラとレンズの重さを、メーカーのサイトなどで調べておきましょう。
メーカー推奨耐荷重の約半分~2/3程度が目安になります。
一般的に耐荷重が大きいほど、しっかりした作りにしないといけないので、製品重量が重くなりがちです。
2.雲台(うんだい)
雲台(うんだい)と呼ばれる、カメラを置くところの形状がポイントです。
写真撮影が中心なら選択肢は幅広いですが、動画を中心に撮るなら動画用の雲台が搭載されたものが必要です。
動画用の雲台は、左右(パン)や上下(チルト)の移動がスムーズにできるようになっています。
雲台の交換ができる三脚なら、写真と動画で雲台を使い分けることもできます。
3.サイズ、重さ
そして持ち運びに大きく影響する部分がサイズと重さです。
専用ケースなどに入れて持ち運ぶ場合はよいですが、通常のバッグに入れるとなると、コンパクトに折りたためるものを選ぶ必要があります。
一般的な三脚だけでも、500g~2kgほどの違いがあります。
素材によって強度や値段に差があるので、予算によって選んでいきましょう。
僕が選んだ超コンパクト三脚
そうしてたくさんの三脚の中から僕がえらんだのは、ベルボンの「UT-43Q」です。
約1kgと比較的軽く、折りたたみ時は27cmまで小さくなるコンパクトモデル。
実際に触ってみても、とてもしっかりしていたので気に入って、購入しました。
▲これまで使っていたF740と比べると、大きさは半分、重さは2/3!それでいて耐荷重は2倍!!
後日改めてレビューを書きたいと思います。
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