今日、お気に入りの傘を盗られました。
特に高級な傘というわけでもなかったのですが、とても気に入っていた長傘でした。
金額の問題ではないのです。
この事実をどう受け止めたら、学びを得られるだろうと考えてみました。
(写真はいつも使っている折りたたみ傘です。)
僕がビニール傘を使わない理由
僕は普段は折りたたみ傘を使っています。
軽量でコンパクトにたためる折りたたみ傘を、いつもバッグに入れています。
急な雨降りにも対応ができるようにということと、ビニール傘を買わなくていいようにです。
僕はビニール傘をあまり持ちたくないのです。
特にお気に入りなわけでもなければ、どこかに置き忘れても「まぁいいか」で済んでしまうようなものを、僕は持ち歩きたくないのです。
うっとおしい雨だからこそ、お気に入りの傘でしのぎたいと考えているからです。

お気に入りの傘を盗られてしまった
そんな僕でも、台風のような大雨の時は長傘を使います。
大きな傘は大雨の日でも快適です。
僕は以前買ったカーボンファイバーの長傘を気に入って使っていました。
会社帰りに食事をするために、飲食店へいったときのことでした。
帰ろうとしてふと飲食店の傘立てを見ると、自分の傘がない。
来るときは土砂降りだったから、傘を差して来たのは覚えているし、傘立てに入れたのも心当たりがありました。
すると、誰かに持って行かれたということ。
付近に別の傘立てもなく、似たような傘もない。
念のため、店員さんに聞いてみると、特に触っていないし、盗られたかどうかもわからないとのことでした。
店の奥から忘れ物か何かのビニール傘を持ってきてくれたけれど、外は小雨だったのでそのまま帰りました。
誰か間違えて持って行ったんだろうか?
いや、でも似たような傘は他に残っていなかった。
僕が振り返れば見えるような位置にあった傘立てに、ものの10分弱ほど置いてあっただけ。
それなのになくなってしまった。
なんだか怒りがこみ上げるよりも、
なんでそうなってしまったのか?
この事実をどうやったらポジティブに受け入れられるのか?
を考えながら帰路につきました。
傘を盗られたことから「学び」を探してみた
僕は悪いことや、苦しいことがあると「この体験は何か学びがある」と受け取って、陰の心を陽に転じさせようと考える癖があります。
怒り、妬み、愚痴の三毒を追放するということを実践しているからです。
それでも、この理不尽なことに対して、僕はどう考えていいのかすぐに答えがでませんでした。
そこで、Facebookに投稿して意見を聞いてみることにしたのです。
「傘を盗られたことを、どうしたらポジティブに捉えられるかな?」
そんな趣旨の投稿をしたら、
「傘がなくて困っていた人が助かってよかった。と考える」
という無理やりポジティブに持っていくアイデアももらったのですが、さすがに理不尽なのでそこまで思えないなと。
すると、同じような体験をした人から
「何度も盗られたので、盗られてもダメージの少ないビニール傘になってしまった」
という反応が。
そうだよなー、でもビニ傘は使いたくないしなー。と思っていたら、
「傘立てには絶対に置かない。大切な傘なので店内へ持ち込む。お店がダメというなら、盗られた時は弁償できますか?と言ってみる」
という意見がありました。
濡れたままの傘を店内に持って入ることを嫌うお店もあります。
そんなときは弁償してもらえるか?と交渉してもいいし、嫌がられるようならお店を変えればいいのです。
なるほど、これならしっくりくる考え方だ、と感じました。
大切なものは、やっぱり手元に置いておく
そもそも大切な傘を、誰もが持って帰れる状態にしておくことがリスクが高いのです。
店先にある傘立てでは、お店に預かってもらっているわけでもないですし、盗られても文句が言えません。
悲しいけれど、自分の持ち物は、自分で守るしかないのです。
(日本は傘を盗られるくらいで済むから平和だ、という意見もありましたが・・・苦笑)
次に長傘を使うときは、カギのついていない傘立てには置かないようにしようと決めました。
傘を盗られたことから得た「学び」
結果として友人からたくさんのコメントをもらったことで「学び」を得ることができました。
この体験をシェアできたことで、ほかの「お気に入り傘を使いたい人」にもよい情報が伝わるのかなと思うと、この体験もよかったなと思えるようになりました。
最終的にポジティブに捉えることができて、よかったです。
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