成田空港第3ターミナルに泊まってみました。
僕が泊まったのは8月後半のレジャーシーズン。
同じように空港泊をしているのは学生や外国人家族が多かったのですが、時期的なものもあるかもしれません。
空港泊は初めてだったので、僕が気になったことをまとめてみました。
そうだ、空港に泊まろう
夏休みに地元へ帰省する際に、LCCのジェットスターを使うことにしました。
ジェットスターの成田発ー高松行きは、朝と夜の2便しかありません。
休みを有効に使いたかったので、選択したのは朝の便。
朝の8時に飛行機が飛ぶということは、LCCの場合、最低でも7:30には成田空港第3ターミナルにいる必要があります。
余裕を見て7:00には手荷物の処理などをしたいところです。
僕の自宅から成田空港へは2時間ほどかかるので、始発で出発したとしても若干のリスクを伴います。
電車の遅延や乗り遅れたりすると、飛行機に乗れなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。(経験者)
そこで今回は、24時間開港されるようになった成田空港に泊まってしまおう!ということにしました。
空港泊って安全なの?
空港に泊まるということは、野宿することと同じです。
不特定多数の人々と同じ空間で夜を明かすので、気になるのは安全面。
いちおう、警備員が巡回していて、その頻度はかなり高いです。
それに夜中寝静まるような時間になれば、周囲の顔ぶれはなんとなく覚えてしまいます。
怪しい人が寝ている人の近くでごそごそしていたら、目につくのではないか?と考えます。
心理的な抑制力はそこそこありそうです。
(もちろん、保証はできませんが・・・)
第3ターミナルはどこで寝たらいいの?
空港泊をするなら、これだけは覚えておきましょう。
「空港に着いたら、寝床の確保を最優先で行うこと」これに尽きます。
寝床1.フードコート脇のソファー
一番寝心地がよさそうなのはフードコート脇のソファーです。
ここは人が多いので一見危険そうに見えますが、こういう時は人が多いほうが安全です。
周りの目が監視の役目をするからですね。
当然、この区域は警備員もより頻繁に通るので、最初の印象よりも安全に感じました。
ソファーは大人でも十分に寝られるほど広く、それなりに休めそうです。
23:40頃に僕が到着したときは、人が寝っ転がれるスペースが1個しか空いていませんでした。
それぞれが、よりたくさんの人が寝れるようにしてくれればいいのですが、一人で1.5人分くらい専有している人もかなりいて、効率はかなり悪いです。
一人でも多くの人が寝られるように、確保する場所はできるだけ詰めましょう。
(そしてこの最後の1個を確保したものの、ブログのための取材などをしたかったので、僕は泣く泣くこの場所を後にしました。)
寝床2.チェックインカウンターのソファー
2番目は、チェックインカウンターのソファーです。
ここは椅子が狭く、数がかなり少ないこと、人通りが少ないので防犯もやや危険度が高いことから、あまりオススメできません。
人くて見渡しがよいのですが、僕の主観ではフードコート脇のソファーのほうがよさそうに感じました。
寝床3.フードコートの椅子
最終的にたどり着くのが、フードコートの椅子です。
1番目に紹介したソファーのすぐとなりです。
ここはフードコートで食事をする人が使うテーブルと椅子なのですが、この椅子を並べて寝ます。
取材をして、夜食をとって、ブログを書いていた僕は、結局ここで寝ることになりました。
狭くて硬いですが、寝心地はさほど悪くなかったです。
実は、それよりも気になることがありました。
空港で寝るときに知っておきたいこと
まぶしい
羽田空港第3ターミナルは、常に電気が全開で点いています。
しかも照度がとても高いので、寝るときにこれがかなりの障害になります。
まぶたを閉じるだけでは全然ダメなので、アイマスクや顔を覆うものが必須です。
うるさい
「寝なければいけない」という規制はないので、当然そのまま起きて過ごす人も居ます。
若者の団体のなかには、周りを気にせずお酒を飲みながら騒いでいる人もいました。
話し声も寝るときは気になってしまうので、僕は耳栓をして寝ました。
(耳栓をすると防犯上リスクが高くなってしまいますが、衣服で顔を覆う形で寝て耳を隠しました。)
空港内の設備について
空港泊をするときに気になるのは、空港内の設備です。
かなり長い時間を過ごすので、空港内の設備を把握しておくことは結構重要です。
コンビニ
24時間オープンのローソンがあります。
日用品や食品など、とても心強いです。
トイレ
トイレは2箇所あって、どちらも利用しやすい場所にあります。
中はとても綺麗だったので、安心して利用できると思います。
電源
フードコート脇に充電用のブースがあります。
ここで一応電源を取れるので、充電は可能です。
が、場所が限定されてしまうことと、コンセントの差込口の数が少ないこと、防犯上かなり危険なことからオススメしません。
これ、勝手に持って行かれても全然わかりませんよ。
モバイルバッテリーなどを持参しておきましょう。
ATM
チェックインカウンターの後ろ、トイレの横にATMがあります。
イオン銀行とセブン銀行のATMが並んでいるので、そこそこ多くの銀行カードが使えると思います。
まとめ
早朝便を使えば時間が有効に使えるので、空港に泊まるという選択肢は悪くありません。
しかし、空港に泊まることのリスクはそれなりに高いので気をつけてください。
また、同じように空港泊をしている人たちがいるので、周りの人の迷惑にならないようにしましょう。
設備も充実していて便利なことは確かなので、お互いに気持ちよく利用したいものですね。
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