最近はUSB充電の機器がとてもたくさん増えましたよね。
スマホやタブレット、モバイルバッテリー、デジタルカメラ、Bluetooth搭載のイヤホンやスピーカー、キーボード、活動計などなど、日常で使うデジモノのほとんどがUSB充電になっています。
特にスマホやタブレット、モバイルバッテリーなど、よく使うものやバッテリー容量の大きい機器は、少しでも早く充電したいものですよね。
では、充電時に使う充電器やケーブルによって充電時間が変わるのはご存知でしょうか。
組み合わせによっては、充電時間が多く掛かってしまうことがあるのです!
USB充電の仕組み
USBを使って充電するときのスピードには、下の3つの要素が関係しています。
1.充電するもの
スマホ、タブレット、モバイルバッテリーなど
2.ケーブル
Apple純正ケーブル、MicroUSBケーブルなど
3.電力を供給するもの
USBアダプター(充電器)、モバイルバッテリー、パソコンのUSBポートなど
このうちどうしても変えられないものは、(1)の「充電するもの」です。
たとえば、いくらiPhoneの充電するスピードを上げたくても、iPhoneがその電流を受け入れられなければ時間は縮まりません。
iPhoneは1.4Aに対応していると言われていますが、(3)のiPhoneに付属しているUSBアダプターの出力が1.0Aまでなのです。
実は純正の組み合わせでは、iPhoneは「最速」で充電していないのです。
例えばUSBアダプターをより大きな出力が可能なiPad用(2.1A)に変えれば、より早く充電が可能ということになります。
最後に(2)のケーブルですが、これはケーブルそのものに対応電流は書いていないので、取り扱い説明書などを確認する必要があります。
ちゃんとしたケーブルなら、○○A対応と書いてあるはずです。
たかがケーブルですが、ケーブルの品質がよくなければ、ここがボトルネックになって充電時間が長くなってしまうこともあるので、最も気をつけたいポイントです。
USBケーブルに流れる電流を測ってみよう
そんなわけで、「USB簡易電圧・電流チェッカー」というものを買ってみました。
このチェッカーを使うとUSBケーブルに流れる電圧や電流を測ることができるんですよ。
長くなりましたが、これらをつないで「最終的に○○A流れている」というのを測るのが、このUSB簡易電圧・電流チェッカーなのです。
充電時間などを計る必要もなく、数値として電流がわかるのでとても便利です!
次回は実際にiPhoneやiPadを充電して、電流を測ってみたいと思います!
つづく
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