「ブログを書きたい」と相談を受けることも多いのですが、ブログと、FacebookやTwitterなどのSNSとの違いがわからないと聞かれることが多いので簡単にまとめてみました。
ブログとSNSの性質の違い
ブログは、読者に見に来てもらわなければいけないことから、配信する能力はあまり高くありません。
ブログシステムなどを利用した管理能力が非常に高いので、コンテンツを貯めるのは得意です。
デザインや内容をカスタマイズできるので、ホームページのような見せ方をしたりと、ブランディングを行う力も強いです。
SNSは日常的にコミュニケーションをするところで、更新されたコンテンツをどんどん届けることができます。
SNSは「サービス」なのでそれぞれ特徴がはっきりしていて、文字数や検索などに制限があります。
たとえばTwitterは「140文字のブログ」のような位置づけで、リアルタイム性が強くて拡散力がとても強いことが特徴です。
リツイートなどで伝搬する力が大きいので、ここにブログを乗せることで一気に拡散を狙ったりします。
Facebookで長文を書く人がいるのですが、これは少々勿体無いです。
Facebookで繋がる限られた人物にしか届けられないし、Googleなどの検索結果にFacebookの個人投稿は出てきません。
さらに、自分の過去の投稿ですら探すことは難しいほど、コンテンツを「保管」することには向かないのです。
「人に読んでもらいたい文章」があるなら、ブログの方が適切です。
ブログとSNSを組み合わせる
最近はブログをSNSに乗せて流すということ行って、まずはSNSでブログを拡散するということを行います。
SNS上で十分に広がったブログは、やがてGoogleなどの検索エンジンでも来訪者が集まるようになって、さらにアクセスが増えるというながれです。
それぞれのシステムのよい所をとって、お互いに短所を補完しあうことが、よい情報発信のコツです。
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