音楽家の間ではすでに「一般的」になりつつあるらしい、iPadでの楽譜表示。
データ(PDF)で練習用の楽譜を送る、ということも結構あるらしいですよ。
わたしが一番試してみたかったことで、今回iPadを購入するきっかけにもなった「iPadの楽譜表示」を、実際に練習で試してきました!
最大のメリットは「重さ」
わたしの場合、楽器の練習をするときはカラオケボックスへ行きます。
そこへ練習道具一式を持っていく必要があるのですが、実は楽器以外にも持っていかなければならないものがたくさんあります。
その中で、これまでは「譜面台+紙の楽譜+譜面灯」だったものが、「iPad+スタンド」に替わって、なんと計1.5kgほどカバンが軽くなったのでした!
普段練習道具はリュックに入れて移動しますが、1.5kgはかなり体感差がありました。
この重さだけでもかなり大きなメリットを感じますが、iPadは外出時の情報端末としても利用価値が高いので、とても利便性が高いということになります。
iPadで楽譜表示って見やすいの?
譜面台からタブレットスタンドへ変更したことで机の上に置くことが前提になっていますが、実際に使ってみると、座って譜読みをするならまったく問題なさそうです。
スタンドは角度を変えられる丈夫なものがオススメです。
iPadの画面の大きさは9.7インチで、実はA5サイズ並みなんです。
実質A4の半分の大きさなので、紙の楽譜と比べるとかなり小さいですが、ディスプレイの性能が良いので見難いと感じることはありませんでした。
ただ、視力に不安がある人はちょっと辛いのと、テレビと同じようにディスプレイから直接光が目に入るので、やや疲れやすくなるかもしれません。
まとめと課題
思ったより快適で、譜読み程度なら十分に使えるようですが、やはりやや小さく感じます。
また、PDFにした楽譜を表示するアプリによっても使い勝手に差が出そうです。
電子書籍用のアプリや、楽譜用のアプリもあるので、今後いろいろ試してみようと思います。
実際に演奏の現場で使うとなると、安定性や電源、譜めくりなどがネックになりそうですね。
紙の楽譜の置き換えという意味では、以前レポートを書いたA4見開き対応の楽譜表示端末「SONO」の製品化が待たれるところです。

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