先日行われた、第38回全日本アンサンブルコンテストを聴いてきました。
東京でアンサンブルコンテストが開催されるのは第1回以来のことで、実に38年ぶりのことだそうです。
日本全国を回って帰ってきたのですね。
今回わたしが会場へ足を運んだのは、父の指導する高松市民吹奏楽団のクラリネットメンバーが、四国代表として出場していたからです。
わたしも顔なじみのメンバーなので、代表が決まったタイミングで、是非応援に行きたいと思っていたのでした。
難曲を吹ききり、銀賞を受賞。
素晴らしく、堂々とした演奏でした。
おめでとうございます!
わたしが聴いたのは職場一般部門のサックスとクラリネットだけでしたが、全国大会まで行くと「テクニックはできて当たり前」なので、
「表現を支える豊かな音」
を持っているかどうかが、結果に大きく影響しているように感じました。
会場が大きい分、芯のある音が出せなければ、審査員に届きませんからね。
わたしは前方の席で聴いていましたが金賞を受賞した団体は、明らかに音の作りがしっかりしていました。
みなさん上手かったですね~。
アンコンといえば、わたしも高校1、2年生の時に運良く全国大会まで進むことができました。
1度目は金沢大会で銀賞、2度目は札幌大会で銅賞でした。
久しぶりに大会を聞きに行きましたが、自分が出たことを思い出して懐かしい気持ちになりました。
吹奏楽コンクールよりも少人数で、1人が1パートを受け持つアンサンブルコンクールは、より個人技の完成度の高さとチーム力が問われる大会です。
「自分の吹いている音は、自分しか吹いていない」ので、テクニック、表現力の幅広さがシビアに見られることになります。
4〜8人程度の少人数の同族楽器で、5分間のステージを魅せる。
この緊張感が好きでした。
吹奏楽コンクールも、アンサンブルコンテストも、一般の方でも聴きに行くことができます。
とても面白いので、ぜひ、会場に足を運んでみてください!
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