最近ネットで話題になったニュースで、こんなのがありました。
YouTuberが儲からなくて大変らしいですね(Yahoo!ニュース)
好きなことで、生きていけなくなった?
Youtuberと言われる、Youtubeで人気の動画製作者さんたちが、最近はかなり注目を集めるようになって、「好きなことで、生きていく」というキャッチフレーズも有名になりました。
Youtubeで稼ぐための主な収入源は、広告収入です。
動画には広告が表示されますが、その広告料がYoutubeを通じて製作者に支払われるという仕組みです。
ところが、最近Youtubeからの広告料が下がったと言われていて、半額以下になったとも。
一時的な低下という見方もありますが、かなり不安定であるということは間違いなさそうです。
それほど人気がないYoutuberなら大した影響はないかもしれませんが、収入をYoutubeに頼っているような人がいるなら、それは収入が突然半減したりすることになります。
一般的なサラリーマンの人でも、会社をクビになった、会社が潰れた、ケガや病気で働けなくなったなど、収入を大幅に下げてしまったり失ってしまう可能性は意外と高いものです。
公務員ですら、自治体もしくは国自体が破綻してしまう可能性もあるので、絶対安心ということはないのです。
わたしはサラリーマンをしていますが、体調を崩して会社に行けなくなったり、派遣の契約が一方的に終了になってしまったこともあります。
わたしの周りの音楽業界にいる人はフリーランスの形態が多いので、収入源が複数あるケースが多いです。
フリーランスは常に仕事を獲得し続けないといけないという負荷はありますが、収入が分散しているということは、職を失うリスクも分散しているということです。
その場合でも、いつも仕事をもらっている取引先がなくなってしまったり、ケガや病気で自分が演奏できなくなってしまうことだってあり得るのです。
仕事をもらう先を分散する、自分で仕事を獲得するスキルを身につける、演奏以外の強みを見つけておくといった、リスク対策をしていく必要があります。
先ほどのYoutubeの場合でも、他のメディアやセミナーなどを展開して積極的に分野を広げている人たちは、今後も残り続けていくと思います。
世の中の流動性が活発な現代は、自分の立場にあったリスクを考えて、収入を分散できるようにするにはどうすればいいのかを、ひとりひとりが考えなければならないと感じています。
一つのことに注力するのは素晴らしいことですが、気づいたら崖っぷちにいたということがないように、周りを見渡せる視野を持ちたいものです。
わたしも、エンジニアの仕事以外にも収入を作ろうとして日々勉強や活動をしています。
自分にできることで、もっと人の役に立つにはどうすればよいか?を考えていけば、自然と新しい視野が広がっていくので、楽しみながらやっています。
みなさんはいかがでしょうか?
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