吹奏楽のパワーはすごいな、と改めて思い知った演奏会。
タッド・ウインドシンフォニーの演奏会は初めて聴かせていただきました。
会場のティアラこうとうは約1200席の中規模ホールで、今回のような60人程度の吹奏楽の演奏会だとちょうどいいくらいの大きさですね。
そういえば昔ドラマの「ロングバケーション」で使われていたなぁ、とか思いながら会場入りしました。(笑)
開場直後からこの客入り。
自由席ということもあると思いますが、みなさん集まりが早かったですね。
お客さんは若い学生が多く、楽器を持っている人も多かったので、きっと吹奏楽をやっている人たちなんでしょう。
会場がほぼ埋まった状態でも、前の5列ほどはスカスカだったことからも、割りと聴き慣れている人が多いのかなぁという印象でした。
出演者がトレーナーとして関わっている学校や団体の人たちが多いのかな?と予想。
普段教えてもらっている先生のステージを見るのは、本当に勉強になるものです。
■タッド・ウインドシンフォニー ニューイヤーコンサート2015 プログラム
ドミトリ・ショスタコーヴィチ/祝典序曲
ロバート・エドワード・ジェイガー/ヒロイック・サガ
モートン・グールド/サンタ・フェ・サガ
ロジャー・ニクソン/太平洋の祭
ジョン・バーンズ・チャンス/エレジー
ナイジェル・ヘス/イーストコーストの風景
指揮: 鈴木孝佳
演奏: タッド・ウインドシンフォニー
■吹奏楽の情熱はすごい!
序曲を除いて吹奏楽オリジナル曲が並ぶプログラム。
わたしはほとんど初めて聴く曲でしたが、一番印象に残ったのはメインの『イーストコーストの風景』。
映画音楽のような情景を思わせるメロディに、時折差し込まれるソロがいい効果を生んでいました。
吹奏楽のコンサートには、かなり使いやすい曲だと思います。オススメ。
隣席が吹奏楽部の中高生だったのですが、同じ学校の全員が演奏会中にメモを取っていたのが印象的でした。
あまりにも熱心に書いているので、失礼ながらちらっと覗いたら、「フルートのビブラートのかけ方が~~」とか、かなり細かいところをチェックしていました。(笑)
※ちなみにその子はサックス吹きらしい
プレイヤーだと、そういうところが気になっちゃう気持ち、よくわかります。
たくさん勉強して、上手になって欲しいですね。
わたしの周りの方もそうですが、アマチュアプレイヤーの方々は本当に情熱がすごい。
そんな彼らにとって先駆者であるタッド・ウインドシンフォニー、これからも活発的な活動を期待します!
余談ですが、風邪気味での観賞となったため、時折咳き込みそうになってしまい、辛い演奏会になってしまいました。
ライブ録音なのにすみません。
体調管理はしっかりと。
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