家で楽器練習をしたいので、防音室を検討しています。
ヤマハの防音室を実際に見てきたレポートを、3回に分けてお伝えしています。
過去の記事はこちらです。
その1「防音室の選び方」|Notes of Life
その2「防音室の快適性」|Notes of Life
3回目は、防音室の導入に関して、誰もが気になる「費用」についてです。
新品か中古か。購入かレンタルか。
早速ですが、1.5畳タイプを新品購入する場合の費用がこちら。
安い車が買えそうな金額です…。
防音室を導入しようと思うとやはり気になるのが費用ですよね。
ヤマハのアビテックスの場合は、大きく分けて以下の4通りの方法があります。
- 新品購入
- 新品レンタル
- 中古購入
- 中古レンタル
新品購入だと安いもので50万円(0.8畳)、グランドピアノが入るような大型になると200万円(4畳)もします。
決して安いものではないので、慎重に検討したいですよね。
購入でも分割、もしくはレンタルを検討する方が多いのではないでしょうか。
月額1万円からの防音室のレンタル「音レント」
ヤマハの公式にある「音レント」というサービスを使うと、インターネットからの申し込みで、防音室を月払いでレンタルができます。
防音室を新品購入するとかなり高額なので、月額1万円台で利用できるのはとても便利です。
最低利用期間は12ヶ月に設定されていますので、その後は解約することもできます。
分割で購入するよりも手軽に導入が検討できるのでオススメです。
なお、この音レントには中古の防音室もあります。
一番安いプランを見ると「中古/Dr-35/0.8畳/エアコンなし」で10,500円(税抜き)〜です。
先日の記事にもある通り、クラリネット練習程度ならこれくらいから始められます。
詳しく知りたい方は、音レントのWebサイトで確認ください。
中古の防音室って大丈夫なの?
中古の防音室でも、防音性能は新品と遜色ありません。
構造的に何回もバラせるような作りになっているので、パーツの痛みも少ないようです。
特にヤマハの正規で扱っているものは、壁面などの外観が酷いものはないとのことです。
防音室は、数年で性能が劇的に変わるようなこともないようですから、中古品でも安心して使えそうですね。
個人的には
「中古の0.8畳を1年間借りて、その間にアップグレードか引っ越しを検討する」
というのもありかなぁ、と考えています。
防音室にかかる一時費用
レンタルの場合、最初の運送費と組み立てはレンタル料に含まれているのでかかりません。
初期費用がまったくかからないので、手軽に始められるようになっています。
(その代わり、最低利用期間が12ヶ月に設定されています。)
注意したいのは、解体および組み立てをするのに費用がかかること。
引っ越しなどで解体や再度組み立てを行う場合は、専門業者に依頼するため、それぞれ4万円(1.5畳の場合)ほどの費用がかかります。
これは購入でもレンタルでも同様です。
バラバラにした防音室の輸送は、荷物と一緒に引越し業者に依頼して大丈夫のようです。
防音室を持っていると引越し代がプラスになってしまうことは、覚えておいたほうがよさそうです。
興味のある方はぜひ展示を見に行ってください!
3回に分けてお届けした、ヤマハ銀座店で見てきた防音室のレポート、いかがでしたでしょうか。
Facebookなどでも結構反響があったので、やっぱりみんな防音室に興味があるんだな~と再認識しました。
実際に導入を検討されている方は、現物を見に行って、気になることはお店の方に聞いてみるのが一番です。
ヤマハさんのWebサイトから展示店舗検索もできるので、ぜひ行ってみてくださいね。
過去の記事はこちら。
その1「防音室の選び方」|Notes of Life
その2「防音室の快適性」|Notes of Life
↓コストだけならこんなのもアリかも?
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