週末は、カラオケ店にこもってコソ練するのが日課。
最近挑戦しているのは、ジャズの耳コピです。
これがなかなか、難しい。
アドリブソロできる人すげぇ
わたしがジャズをよく聴くようになったのは、大学を卒業してからだったので、耳コピをあまりしたことがありませんでした。
「楽譜があることが前提」
のクラシック畑で育っていたので、基本的に楽譜からの情報を元に吹くというスタイルだったからです。
訓練していないから仕方のないことなのですが、楽譜がないと何も吹けないので、「これでミュージシャンと言えるのか?」と悩んだこともあったくらいです。
ですので、アドリブソロなどをやっちゃう人は驚きと憧れの対象だったのです。
今更アドリブソロの耳コピ練習開始
やりたいと思ったらとにかく挑戦!
やらなくて後悔する方が嫌なのです。
そうして「Jazzをやるぜ!」と意気込みつつ、まずはアドリブソロを耳コピすることから始めようと、コソコソと練習をしています。
耳コピとは、CDなどを流しつつ、同じように演奏できるように再現していく練習方法です。
もともと楽譜がないので、聴いた音を自分の楽器で再現しながら音の答え合わせをしていく、ということを繰り返して練習します。
楽譜を見て演奏するのとは使う能力が違う
耳コピの場合、楽譜を見ながら演奏するのとは、ちょっとプロセスが変わります。
どちらの方法も、よく知っている曲の場合は、脳の中にある「音」の情報も入ってきます。
【楽譜を見ながら】
楽譜 → 音符という視覚情報 → 脳 → 楽器 → 音
【耳コピ】
音という聴覚情報 → 脳 → 楽器 → 音
音を聴いて脳内で楽器の指使いや息の入れ方などに置き換えて行くことをリアルタイムで行うので、やっている人とそうでない人では、かなり差がありそうです。
アドリブがさっぱりダメな理由
わたしの場合、メロディはなんとか大丈夫なのですが、アドリブに入った途端に止まってしまいます。
普通メロディはゆっくりなことが多いので、なんとか脳内変換が追いつくのですが、特にジャズのアドリブは独特な音の組み合わせが多いのです。
クラシックの引き出しが中心のわたしの脳は、
脳「なにそれ?そんな進行知らねーよ!」
とか言いながら、諦めてしまうようなのです。(泣)
そうか、
できないのは、やってないから
で、それって当たり前なんだなと妙に納得するようになりました。
昔は
できない→オレって才能ないorz
ってなっていたのですが、訓練すればある程度はできると思えるようになったのはとても大きな気持ちの変化。
ゆっくりと音を拾いながら少しずつ練習していくと、少しずつ形にもなってきました。
やはり理論やコードの理解も必要なので、今更ながら音楽を楽しみながら勉強しています。
やりたい事もたくさんあるし、まだまだ成長ってできるものだなぁと実感した出来事でした。
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