わたしは4年前からガラケーに代わってiPhoneを持つようになったのですが、それをきっかけに写真を撮る機会が一気に増えました。
iPhoneの写真画質の良さ、ネット直結、アプリを使った編集などの利便性の良さで、手軽に写真を楽しめるようになったからです。
みなさんもスマートフォンを持つようになってから、写真を撮る機会が増えたのではないでしょうか?
その後もITの進化は止まらず、iPhoneでは一昔前のコンパクトデジカメクラスの高画質な写真を手軽に撮れるようになりました。
一方のカメラ業界ではEye-Fiなどの無線対応SDカードも登場して、デジカメからiPhoneやPCに無線で写真を送れるようになって、こだわりの写真もかんたんに扱えるようになりました。
その結果、撮影する写真の枚数はどんどん増えて行きました。
わたしはPCで写真を管理するときに年ごとのフォルダにまとめていますが、2年ほど前に年間3000枚を超えて、今年はすでに5000枚を超えています。
24枚取りフィルムに換算すると200本超えですね。(懐かしい)
昔はシャッターを切るたびにお金がかかるというイメージでしたが、デジタルではいくら撮ってもお金はかかりません。
写真そのものの「1枚当たりの価値」は相対的に低くなったかもしれません。
その分撮影機会が圧倒的多くなり、撮ってその場でシェアできるなど、「新しい価値」が生まれています。
■写真を自動的に集めるしくみ
さて、ここでわたしのカメラ周りのシステムをご紹介したいと思います。
いくつかのサービスを組み合わせていますが、比較的一般的な方法を使っているのでかんたんに同じ仕組みが作れます。
基本的な考え方はこんな感じです。
・デジカメの写真はEye-Fiを使ってiPhoneに飛ばします。 すべての写真はiPhoneを経由するので、SNSなどにも投稿しやすいのがメリットです。
・写真データは複数の場所に自動的にバックアップされるようになっています。貴重な写真データを焼失しにくい仕組みです。
【最近まで】
ミラーレス一眼 [EyeFi]
→iPhone [EyeFi]
→PC(バックアップハードディスクあり)
Eye-Fiを中心とした仕組みでした。
ミラーレス一眼からはEye-Fiのアップロード先をiPhoneに設定。
iPhoneのEye-Fiアプリでミラーレス一眼から写真を受信、アプリ設定を使ってそこからPCに自動で転送していました。
PC側にもEye-Fiのソフトウェアが入っていて、指定したフォルダに写真が貯まるようなしくみになっています。
※現在販売中のEye-Fi mobiカードはPCに転送できないかも。iPhoneには飛ばせます。
PCはWindowsのバックアップ機能を使って別のハードディスクにデータをコピーして二重化しています。
【クラウドストレージ導入後】
ミラーレス一眼 [EyeFi]
→iPhone [OneDriveカメラバックアップ]
→クラウドストレージ [One Drive同期]
→PC(バックアップハードディスクあり)
クラウドストレージというのは、インターネット上にあるデータが保管できる場所(ストレージ)のことで、そこに入れたデータはいつでもどこでもどの端末からでもアクセスできることが特徴です。
このクラウドストレージを挟むことによって、過去に撮ったすべての写真にいつでもiPhoneアクセスできるようになりました。
PCに加えてクラウドストレージにも全ての写真が自動的に保管されるので、災害などでPCが壊れてもクラウドから復旧可能なこともポイントです。
この方法に移行したきっかけは、最近Office365 soloを導入したことで、One Driveが容量無制限になったことでした。
写真もどんどん容量が大きくなって、現在70GBほどの容量があるので、無料の範囲ではなかなか難しいと思います。
バックアップ時にiPhoneのOne Driveアプリを起動する手間はあるのですが、起動さえすれば自動で同期されてPCまで落ちてくるので、とてもかんたんです。
今後はこのようにクラウドストレージを活用した方法が主流になっていくと思います。
みなさんのカメラライフの参考になれば幸いです。
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