いくつかの情報サイトで、
「iPad miniがラインナップから消える」
可能性が示唆されています。
すぐには消えないにしても2014年のiPadのアップデートで、iPad miniが大した進化をしていなかったことからも、その可能性はあながち間違いではないということがわかります。
(iPhone 6/6 plusの変化が大きかっただけに)
さらにライバル機種だったGoogleのNexusシリーズも、大ヒットしたNexus7の後継機種としてラインナップしたのは6インチの大型スマートフォン(ファブレット)と9インチのタブレット。
これにはスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスの市場の動きが関連していると推測されます。
■薄型軽量化が進んだ大型タブレット
2012年には7.9インチディスプレイのiPad miniと、7インチディスプレイのNexus7がタブレットの普及をけん引しました。
最低でも5万円以上と高額なiPadに比べて1万円以上安く、購入しやすいこの2機種は性能も必要十分で、とてもよく売れていました。
わたしも手軽で使いやすいこの2機種はしばらく使っていました。
しかし2013年秋、iPad Airが発売されてから市場に変化が起こり始めました。
これまでのiPadは
カバンに入れて持ち運ぶのはちょっと・・・くらい重かった
のですが、iPad Airはその価値観を覆すほどに薄型軽量になったのでした。
そうなると、iPad miniよりも画面の大きくて見やすいiPad Airのほうが、いいのでは
■iPhoneもついに大画面化
同時に、この傾向を加速することがこの2014年秋の、新機種のラインナップでおこりました。
iPhoneの大型化と、iPad Airのさらなる薄型化ですね。
これまでiPhoneの画面が小さくて不便だった部分を7〜8インチくらすのタブレットで補っていたのですが、普通の人はスマートフォンだけで事足りるようになりました。
より大きな画面が必要な人には薄型軽量高性能な9〜10インチクラスのタブレットがたくさん出るようになったのです。
iPhoneとiPad Airにだんだんと領域を削られたiPad miniは、
間を埋める存在から中途半端なものに
なりつつあるということです。
もちろんiPad miniにも一定の需要があるのは間違いないのですが、今回のアップデートのインパクトのなさからApple的にはあまり重要でなくなってきているように感じられます。
■柔軟な思考で新しいものを試す
たった2年でトレンドがすっかり変わってしまったスマートデバイス業界。
普及が進んで市場が大きくなるとともに、技術の進化と市場の整理がどんどん進んでいる感じがします。
少し大きめのスマートフォンと、必要な人は大型のタブレットを補助的に使うという流れは、しばらく続きそうです。
外で大きなタブレットを使っている人もよく見かけるようになりました。
軽くて便利なデバイスが増えると、持ち物が少なくなってフットワークが軽くなるのでいいですね。
わたしもノートPCを持ち運ぶことがだんだんと減ってきていて、そろそろiPad Airを買おうかと迷っています。笑
今までの方法に囚われることなく柔軟な思考で、新しいデバイスを使いこなしていきたいですね!
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