伝統的なパソコンの主な入力方法といえばキーボードとマウス。
ほかにも、ノートパソコンにはタッチバッドと呼ばれる、手でなぞって使う入力機器がついています。
以前のタッチパッドは、ポインターを指でなぞって動かす・クリックは独立ボタンでという形で、マウスを模したものでした。
しかし近年、センサーの発達によって、「2本指」や「3本指」などのタッチする指の本数も判別できるようになっています。
今回購入したLogicoolのタッチパッドでは、
「2本指でなぞるとスクロール」
「3本指で上になぞるとデスクトップ表示」
「2本指でタップすると右クリックと同じ動作をさせる」
のような操作をさせることができるようになっています。
ロジクール Wireless Rechargeable Touchpad t650開封レビュー
今回購入したロジクール Wireless Rechargeable Touchpad t650は、Windows8対応のタッチパッド。
バッテリー内蔵のワイヤレスタイプで、USBケーブルで充電できるので使いやすいです。
大きさはキーボードとの比較で見ていただければと思いますが、結構大きいです。
手で触れる部分はガラス製になっていて、さらさらしていて触っていてとても気持ちいいです。
この「触った感覚が気持ちいい」というのは、長時間手に触れる機器にとってはとても大切なことだと思います。
次は実際にWindowsを操作してみた感触。
操作感の比較対象になるのはMacbook Airです。
Macはメーカーの作っているタッチパッドなので完成度が非常に高く、それと比較すると、全体的にほんの少し反応が遅いような気がします。
Macにある程度慣れていると、ジェスチャーが少し違うので戸惑うことがあります。
(ブラウザの「戻る」は、Macは2本で右になぞる、t650は3本で左になぞる)
マウスと比較した場合は、特定の位置を正確にポイントするのが少し難しいようです。
マウスは完全に使い慣れているので分があるとしても、指でなぞって細かい作業をするのはなかなか厳しそうです。
文字入力やWebサイトを見るなどが中心の場合はとても使いやすいですが、画像処理などのクリエイティブな作業はマウスに持ち替えたほうが良さそうです。
このあたりの一長一短はしかたがないところですね。
スマートフォンなどのタッチ操作でも感じましたが、新しい入力方法は慣れないうちは不満やストレスがどうしてもあります。
しかし、慣れてしまえば便利だったり、従来の使い方よりも使い勝手がよいこともあるので、このタッチパッドをしばらく使いこんでみようと思います。
コメント