2014年8月13日、地元高松で開催された、アンサンブル・ピエール・リヴィエール第13回演奏会に参加をしてきました。
アンサンブル・ピエール・リヴィエール(以下、EPR)は、石川孝司先生の門下生を中心としたクラリネットアンサンブル。
その多くはわたしの母校、香川県の高松第一高等学校で石川先生にクラリネットを教わった人たちです。
中心となるメンバーは、香川や東京などで音楽活動を続けている人や、現役の音大生が中心です。
個性あふれる小編成アンサンブルと、石川先生の得意とする堅実で重厚な響きのクラリネット合奏が特徴で、年1回の演奏会を主な活動としています。
■アンサンブル・ピエール・リヴィエール第13回演奏会 プログラム
広瀬 勇人: ニューベリー・ストリート
J.M.デュファイ: オーディションのための6つの小品
F.ファルカシュ: 古いハンガリー舞曲
G.ウールフェンデン: スリーダンス
J.ヴァンデルロースト: プスタ
J.S.バッハ: シャコンヌ
■演奏会に参加して学んだこと
以前も書きましたが、周りが現役で活躍中の音楽家ばかりです。
演奏の技術や、空気感を間近で感じることで、周りに引きずられて自分の力が引き上げられる感覚があります。
これは一人で練習しているだけでは、体感できないことです。
2年前のわたしの復帰ステージもEPRでしたが、このメンバーは特に凄いので、自分の忘れている感覚が呼び覚まされるような気分になります。
(実際は技術がずいぶん落ちてしまっているのでついていくのがやっとですが(汗))
演奏面と精神面、両方で刺激を受けることができました。
第一線で活躍する演奏家のたくましさは、とても感激します。
演奏に対する真摯な姿勢と情熱は、いつも思うことですが、とても素晴らしいものでした。
素敵な先輩たちに刺激を受けて、もっと音楽を楽しめるよう、わたしも精進していきます。
一方で、学生をはじめとする若い演奏家の、パワーと可能性も感じることが出来ました。
まだ社会に揉まれていないからこその勢いや、ひたむきに音楽にのめり込んでいく熱心さは感心します。
来年、さらなる成長をした彼らをみるのが楽しみです。
■EPR今後の活動について
香川県にルーツを持つクラリネット吹きが集まって、クオリティの高い演奏をお届けしているEPR。
来年も、同じ夏の終わりの時期に演奏会を予定しています。
もっとたくさんの方々にご来場いただけるように、取り組まなければいけない課題も、まだまだたくさんあります。
わたしも演奏はもちろん、WebやITを使った広報で役に立てる方法があるのでは?と考えているので、今後さらに積極的に取り組んでいきたいと思っています。
この演奏会が終わると、夏が終わったな~、という感じがします。
また来年が楽しみです♪
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