帰省していちばん食べたかったものといえば、やはり「うどん」です。
わたしの故郷の香川県は、通称「うどん県」ですからね。
高松空港で一番初めに迎えてくれるのも、うどんです。
うどん県副知事さんもプロモーション頑張ってます。
うどん県民にとって「うどん」とは
うどん県民にとって、うどんは「ソウルフード」です。
お昼に外食する必要があるなら、「どこのうどん屋行く?」が合言葉です。
ラーメンや定食系など、他の飲食店よりも、圧倒的に単価が安く、店舗数も多いので、自然とうどん屋に足が向いてしまいます。
そのくらい、香川の外食産業における、うどん屋の影響は大きく、県民全体もそれに慣れてしまっています。
それ故に、(炭水化物の摂り過ぎで)糖尿病率が高いとか・・・
香川のうどん屋の特徴
もともと個人経営のお店が多く、最近でこそチェーン店が少しずつ増えてきましたが、まだ少数派です。
はなまるうどんも一応ありますが、行く人はかなり少ないのでは。
個人店、チェーン店含めて、どんどん新しいうどん屋さんができますが、同じような勢いで淘汰もされていきます。
古くから長く続いていて、今も流行っているうどん屋さんは安定しています。
お店選びの傾向として、香川県の人は自分の生活範囲の近所に数軒の「行きつけ」を見つけておいて、普段はそこに通っています。
そして少し遠出したついでなどに、その地域で有名なうどん屋などに足を運ぶことが多いのです。
三木町「滝音」
わたしの実家のある香川県、三木町にあるうどん屋「滝音」さん。
休日のお昼によく行っていた、わたしの「行きつけ」うどん屋さんです。
ちなみに近くにダシの流れる滝はありません。
ここは町内でも流行っているお店の1つで、昨年増築して店舗面積が増えました。
香川のうどん屋さんに必ずある「おでん」。
うどんをオーダーした後、セルフでトッピングを取ります。
どこのうどん屋さんにもあるパート2、おにぎりとお稲荷さん。
炭水化物×炭水化物の、美味しくも危険なコラボレーションです。
細くてやわらかめで弾力のある麺で、のどごしがとてもよいのが特徴です。
また、肉うどんに入っている肉の味がとてもジューシーでオススメです。
高松空港へ行く途中の「かわたうどん」
観光客向けの傾向が強いうどん屋もたくさんありますが、高松空港のすぐ手前にある「かわたうどん」さんもその1つ。
父が空港へ車で送ってくれるということで、家族で「かわたうどん」へ行きました。
店舗は高級感もあってとてもキレイです。
高級店では、おでんやうどんを盛り付ける皿や丼も、品のあるものを使っているのが特徴。
とても上品でかつ、万人受けするタイプの味付けがされています。
このタイプのうどんも、たまに食べたくなるんですよね~。
うどん県民の知り合いがいるなら、「行きつけ」に連れて行ってもらうと面白い
観光客向けのお店は、高級志向で無難な感じがします。
本当にうどんを楽しむなら、地元民の行きつけタイプのお店が面白いと思います。
うどん県出身のお知り合いがいるなら、教えてもらったり連れて行ってもらうのがオススメです!
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