ひとりでは練習できないこと

明日、8月30日に地元で開催される演奏会に出演するため、香川に帰省しています。

昨年もちょうど上京直前の、同じ時期に演奏会がありました。

そこからまた半年ほど楽器を吹かない生活が続きました。

春頃から楽器の練習を再開し、そして今回約1年ぶりの仲間との練習を楽しんでいます。

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■一人で学ぶことと、大勢の中で学ぶことの違い

練習に参加して思うことは、やはり一人で練習することとはまったく違うということ。

譜読みや音程などの技術的なことや、ソロ曲を練習したりはできます。

しかし、大勢の仲間と共に行う「合奏」で学べることは大きく異なります。

 

ハーモニーやリズムを調和させる感覚はもちろん複数人での合奏でしか学ぶことができませんよね。

でもそれ以上に、体に染み付いている「音に包まれる感覚」や「音程や響きのバランス感覚」が蘇ってくることがとても大きく感じます。

周囲の仲間たちは、現役で活動するプロの演奏家や、今まさに切磋琢磨する音大生などがほとんどです。

そんな第一線にいる人達のとの共演に、「演奏家としての感覚」が引き出されるような感覚があります。

「上手い人の近くで演奏していると、上手くなる」といわれることがありますが、周りに影響されて成長が加速されることはよくあること。

今回改めてそのすごさと、大切さを再認識しました。

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■仲間や環境によって受ける影響はとても大きい

カラオケで一人で練習するだけでは得られない様々な学びや気付きがあることを再認識することができました。

それに、先輩や先生に、今自分が楽器に関して迷ったり悩んでいることも相談できました。

ひとりではなかなか解決しないことも、ヒントを得られる可能性も大きいですね。

 

これは音楽に限ってのことではありませんが、自分の所属するグループや環境によって、自分の受け取る影響も違うということです。

自分を成長させてくれる仲間や居場所がいるということは、とてもありがたいことですし、嬉しく思います。

 

明日はいよいよ本番、音楽の喜びをお客様へお届けできるよう、最善を尽くしたいと思います♪

 

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