LCCに限らず、飛行機に乗るときは、事前に時間を調べて、早めに家を出ましょう。
ええ、あたりまえなんですけど。
地元の演奏会に出演するため、今回はじめてLCC(格安航空会社)を利用してみています。
初のLCC、初の成田でわくわくしていたのですが、なんといきなり飛行機に乗り遅れてしまいました!
出発30分前の、チェックインカウンターの締め切りに少しでも間に合わないと、乗れません。
最近少しずつ増えてきたLCC国内線をはじめて利用される方の参考になればと思って、今回の経緯と実行してみたことをご紹介します。
とほほ。

現在次の便を待ちながら、成田空港の国際線側でこの記事を書いています。笑
思ったより遠かった成田
今回乗り遅れた理由は、電車を遅らせた時の到着時間が、想定外だったこと。
はじめて成田に行くので、搭乗時間に合わせて、おみやげも買える時間も考慮して、事前に乗り換え案内で調べていました。
当日、家を出るのがほんの少し遅れてしまったので、乗り換えアプリで1本後の便を調べたら、なんと30分近くも到着時間が長くなってしまう検索結果がでました。
「これではおみやげどころか、手荷物を預けることすら危うい」と思って、少しでも早く着ける方法を探しました。
調べた時点では、乗れるか乗れないかがわからなかったので、その時点で到着時間が一番速い成田エクスプレス(+2000円)を使わざるを得ない状況でした。
ご存じの通り、LCCの発着は成田空港です。
行き慣れた羽田と違い、電車の本数や乗り換えの接続が大幅に長くなってしまうことを考慮できていませんでした。
今回は1本前の地下鉄に乗れれば、ライナーも使わず、おみやげを買いつつ、搭乗ができていたのです。
絶対厳守するデッドラインを事前に調べておくべきでした。
たった4分の違いで、ここまで苦労するものかと、苦い経験になりました。
空港に電話は繋がらない
ここからは、「到着が遅れそうだけど、なんとか乗れないか?」を頑張ってみたことの記録。
今回利用したJetstarは、チェックインカウンターが締め切りになるのが、搭乗の30分前です。
空港に到着するのが締め切りから4分後になることがわかったので、空港に連絡をしておこうと思いました。
しかし、ネットで連絡先を検索しても、チケットのコールセンターしかないようでした。
ナビダイヤルで延々とWebへ誘導されるので、直接オペレーターに繋がるまでに3回ほどかけ直しました。
コールセンターの女性には、「コールセンターの方ではチェックイン時間を過ぎた後の対応はわかりません」と言われてしまいました。
空港側のカウンターには外線がないので、直接行って交渉してみてくれとのこと。
なるほど、コールセンターでは仕方ないなと思っていましたが、カウンターに直接コールする手段がないとは。
この時点で厳しいなーと思ったのですが、とりあえず最善をつくしてみることにしました。
飛行機はまだ飛んでないけど乗れない
成田空港第2ターミナルのある、空港第2ビル駅着きました。
駅ホームのあるB2Fから、ジェットスターのチェックインカウンターのある2Fまで、20kgほどの荷物を引きずりながらダッシュです。
これほど普段からランニングしていてよかったと思ったことはありません。笑
結構距離があるので、かなりがんばっても、カウンターまでは5分ほどかかってしまいます。
結局、Jetstarのカウンターに着いたのは、出発の20分前でした。
チェックインの端末の近くにいるスタッフに「乗れますか?」と聴いたのですが、渋い顔をされました。
チェックインカウンターに、出発の30分前までに到着できなかった場合は、出発時間前でも搭乗できません。
大きいスーツケースなどの受託荷物がない場合はその限りではないようですが、聞いた感じは、あまり許容していないようです。
出発30分前までのチェックインに間に合わないと、飛行機には乗れません。
当然といえば当然なのですが、残念。

追加料金で次の便に乗り換えができました
予定の便に乗れないことになったので、では次の便はどうか?と聞くと、空席があれば追加料金で対応できるとのこと。
チケットカウンターを案内され、空席を確認できたので、追加料金3000円を払って無事乗り換えることができました。
乗る予定だった便は13:20発、次の便は18:10発です。
5時間も時間ができたので、「初の成田空港を満喫しよう!」と切り替えました。
途中からは「ブログのネタにもなってオイシイ」と思いながら、トラブルを楽しむ余裕がありました。笑

LCCで飛行機に乗り遅れたことで学んだこと
- 時間厳守、チェックインカウンターを締切ると、出発時間前でも搭乗できない。
- チェックイン締切後、出発時間前なら+3000円で次の便に乗り換えることができる。(出発時間を過ぎると、改めて購入する必要あり)
- 電車の時間は、絶対死守するデッドラインを調べておく。
- 電車の時間がギリギリになるとライナーや乗換の追加料金が発生して、LCCの価格メリットがなくなる(ノД`)
- LCCの割り切った対応が気になる方は、ANAやJALの方が無難。結局金額は同じくらいになる。
コメント
peachは成田空港では第3ターミナルではなくて第1ターミナル(ANA国内線と同じ場所)なので注意
peachで成田から千歳に行くときに、LCCは第3ターミナル発着だと思って第3ターミナルに行ったら、peachのカウンターがなくて慌ててしまいました。航空券を見たら第1ターミナル発着と書いてあったので急いで第1ターミナルに行って、何とか無事にチェックインできました。この時は時間に余裕があったので、チェックイン時間内に塔乗手続きができましたが、これがもし時間ぎりぎりで間違った空港ターミナルに行ったら本当に乗り遅れになっていたかもしれません。peachはLCCでも第3ではなく第1を使う航空会社なので間違えないようにしてください。空港ターミナルを間違えて乗り遅れということのないように。