Nexus7(2013年モデル)を手放そうと思っています。
電子書籍を読む端末として、昨年の11月末に購入したのですが、稼働率がまったく上がらず、ほとんど使わなくなってしまったのです。
iPad miniに引き続き・・・
Nexus7を買った目的は、電子書籍を読むためでした。
それまでiPad miniを使っていたのですが、iPad miniは片手では持ちづらく、電車で電子書籍を読むには少し大きすぎたのです。
当時はAndroidの端末を持っていなかったので、OSの勉強も兼ねて購入しました。
最初はそれなりに使っていたのですが、大きな問題が1つありました。
自炊書籍用のよいアプリがなかった
紙の本を裁断してスキャン、電子化することを「自炊」と言います。
PDFというデータ形式で作成するのですが、これを端末で読むには、専用の「リーダー」と呼ばれるアプリが必要です。
iPadの頃は「Bookman」というアプリがとても使いやすくて気に入っていたのですが、残念ながらAndroid版がありませんでした。
Bookmanのよいところは、書籍PDFに自由に書き込みができるところ。
適当に線を引いておけば、後で線を引いたところで頭出しができるので、読み終わった後にまとめるときにとても便利でした。
しかし、Androidアプリをいくつも試しましたが、思うような使い方ができるものがなく、読書がはかどらなくなってしまいました。
用途がなくなってしまったNexus7
そこからKindleへのシフトがどんどん進んで、最初から電子版で買うことが多くなりました。
iPhoneでいつでもどこでも読めるので、読書もはかどり、よく利用するマーキング機能も使いやすいです。
徐々に居場所を失ってしまったNexus7は、気づけばカバンの中で充電が切れていたような状態に。
他に利用用途もなく、自炊書籍は無理をすればiPhoneでも読めるので、一度手放して改めて検討しようと思っています。
デジタルガジェットは「用途」が重要
スマートフォンと使い勝手のいいモバイルPCがあると、タブレットの使い道はなかなか難しいと思います。
外出先でネットをする時はiPhoneで十分だし、物書きをするときは外付けキーボードがある。
外で落ち着いて作業したいときはMacbook Airがあって、家ではデスクトップPCが常に動いています。
この3つがあれば足りてしまうので、特別に強い用途がないとなかなか居場所の確保がむずかしいのかなーと思いました。
相性のいい電子書籍リーダーがみつからなかったのが残念なところです。
すごくきれいな液晶で、持ちやすくて軽くて、とってもいい端末なんですけど、使わなかった。
しくしく。
コメント