7月の勝間塾は「出版」。課題図書『あなたも本を書いてみよう』まとめ

7月の勝間塾、テーマは「著者になる」です。

昨年わたしが初めて参加した月例会もこのテーマでした。

勝間さんは著書を通じて知ったので、わたしにとってはとても印象深い内容でした。

 

今月の課題図書は、勝間さんのKindle書籍『あなたも本を書いてみよう』です。

塾生に届けられるメルマガの内容を書籍にしたものです。

勝間さんが本を書くためのポイントをわかりやすく解説してくれています。

前回の月例会も含めて、出版は実現できる可能性があるということが少しずつ理解できるようになりました。

今月の月例会では「書籍の企画書」を作ることが課題になっていて、勝間さんがレビューをしてくれるということで、がんばってアイデアを練っているところです。

結構マジです。

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以下、課題図書のまとめです。

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『あなたも本を書いてみよう』 勝間和代

■本を出すことは難しいのか?

・出版のリスクは限定的。

商用出版なら時間だけでコストは不要。今やっている仕事をやめなくてもできる。

 

・年間何万人もの人がデビューして売れるものは売れる、売れないのは売れない。

お金を出しても聴きたいという人が数千人以上買ってくれるなら商用出版可能。

 

・本を出すことは不特定多数の人たちに知ってもらうこと。

自己実現の手段として、自分がいてくれてよかったと思う人を一人でもおおく得ることが、本はそのひとつの手段になる。

 

■何を書けばいいのか

・書き手の特徴×経験=付加価値

「損益度外視で知ってもらいたい」くらいな情熱、勢いを持っていること。

 

・読者が求めるものは?

「知的好奇心を満たすもの」

「人生に生きるための知恵を得られるもの」

読者が求めるものを提供できれば売れる、得られるものがないというのは売れない。

 

・新しい本を出すということは、今まで出版されたすべての本がライバル

着眼点が大切。ポイントは本人にとっては当たり前だけど、他人には新鮮なもの。ありそうでなかったもの。

 

■どうすれば出版できるのか

・自費出版ではなく、商用出版を考える

出版社は意外と、いつも企画を探しているので、飛び込みで送ってみる。

出版の口利きをするから前金を・・・みたいな詐欺もあるので気をつける。

 

・ブログを書いていく

固定読者を獲得、面白いのであれば向こうからアプローチしてくる。

出版の企画を出した時もブログの固定読者がいれば有利。(出版社もリスクを避けたい)

 

・内容、目次、ターゲット、何を伝えたいのか?着眼点、特徴、仮タイトルを常にまとめておく

機会があれば出版したいとアピールする。ブログなどでコンテンツや表現を鍛える。

 

■タイトルがもっとも重要

・タイトルは「SUCCESs」で考える

→わかりやすい、期待を上回る、思い出しやすい、信頼性、感情に訴える、物語性

「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」みたいなのが”読みたくなるタイトル”。

 

・タイトルは商品のキャッチフレーズであり商品名

手を抜いてはいけない。タイトルだけで1年間考えぬいたという例もある。

 

■どのように、いつ書くか

・本1冊は約10万字

スキマ時間でコツコツかけるかがポイント。自分にしか書けない部分をどんどんアウトプットする。

時間あたりでかける文字数は慣れでかなり変わる(1時間1000字~5000字)

親指シフトなどの入力方法や、キーボードを工夫して入力速度を上げる、手の負担を減らすなど

何事も基礎練習が大切、書いて書いて書きまくる。

 

■どうしたら売れるのか

・まずは増刷をめざす

初版の部数(書店と出版社の期待値)を上回るということ。

プロモーションを頑張る。(自分でも紹介する、キーパーソンには献本)

 

「自分が売らなくて誰が売るのか」

・どうやれば売れるか

・なぜ売れないか

・今売れているのはどこに訴求していて、誰がどのように評価してくれているかを分析

 

■次のチャンスにどう対応するか

・ブログやTwitterで話題になったら編集者が目をつける

1冊目を出した編集者さんが育ててくれるのが理想

 

→しかし

すごい勢いで紙の書籍市場は縮小している

昔は10万20万が当たり前、今は3万でヒット、5万で大ヒット

メールマガジンやブログなどの書籍と競合するサービスがある

本でも、KindleやPDFなど紙でない形もある

 

・大切なのは自分の価値を最大化してそれを人に伝えたいと努力や活動を続けること、継続は力。本当に売りたいと思ったら楽しいはず。

・起業などよりリスクが小さく、やり直しがききやすいのが出版

・本を書くことは意外と難しくない、チャレンジしがいがあること

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この記事を書いた人

ITコンサルタント/Webメディアクリエイター。自転車とカメラと料理が好き。
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