原則仕事のことは書いていませんが、個人的にも興味のあるイベントだったので、具体的なものは伏せつつ、ちらっと書いておきます。
業務の一環として業界の最新動向を探るため、展示会に行ってきました。
一般ユーザ向けではなく、会社やIT事業者向けのネットワークや通信関連の展示会で、日本ではかなり規模が大きいものです。
■最新のネットワークやサーバの展示会
(法人)ユーザー向けだけでなく、通信キャリアの中で使っているルーターのような設備も展示してますから、相当マニアックです。
通信関連の技術は、ユーザ向けと、事業者向けでトレンドに違いがあります。
ユーザ向けはやはりクラウドやアプリ、セキュリティなどの表に見える部分が注目されますが、事業者向けは一般の人からは見えない新たなネットワークの技術が注目を集めます。
私の従事しているのはどちらかというと後者です。
展示ブースでは、自社の商品やサービスを、展示会に来場した顧客予備軍もしくはパートナーシップ予備軍などにアピールするのが目的です。
時間がなくて展示ブースは足早に覗いただけですが、コンパニオンのノベルティ攻撃をかわすのが大変でした。笑
※ちなみにビジネスイベントなので、コンパニオンもモーターショーやゲームショーなどに比べると地味です。
会議ホールでは、数百人程度を入れて業界の最新動向などを伝える基調講演などもあります。
今回は、この基調講演を目当てに行って来ました。
■次世代のIT技術とは
基調講演で印象的だったのが、「今までの概念が変わろうとしている」ということでした。
技術革新が進んで、ほとんどソフトウェアでできるようになちゃったので、物理的な制約がなくなってきますよという内容。
このことは5年以上前から言われ続けていたのですが、それがもう通信キャリアやGoogleなどの大きいところではかなり普及してきたんですね。
そうすると、それを使ったサービスが提供され始めるので、ユーザー側にもその技術が降りてくるということになります。
「IT技術者は、ケーブル這わす所からアプリの開発まで、広く深くなんでもできるようになっておかないと、仕事なくなっちゃうよ」という、なかなか大変な状況になりそうです。
私は純粋なエンジニアではありませんが、ITを武器とするなら広く浅くくらいはカバーしておきたいところですね。
以上は、ITを提供する側の見え方です。
では、ITを使う側は、どんな風に影響があるのでしょうか。
ソフトウェアでいろいろなものが作れるようになると、物理的な制約がなくなるので、技術革新がさらに加速して、新しいものが次々とできるようになります。
最終的には「デバイス」や「アプリ」という人に見える形になって、「アプリ」がすべてのものとつながるような時代も、そう遠くはないでしょう。
やはり現在のITの主役はスマートフォンやタブレットなどの「スマートデバイス」、「アプリ」、LTEやWiFiなどの「ワイヤレス」ですね。
このへんは、ITガジェットを楽しく使ってれば、なんとなくついて行けそうな気がしますよ。
■ITってやっぱりおもしろい!
技術革新は未来を感じさせますが、未来を想像するとわくわくします。
通信は、遠くへ一瞬で情報を伝えることができますが、その枠がどんどん広がっていきます。
そういうことが楽しいと思うから、私はITが好きなんですね。
これからも、ITを通して未来を見続けていきたいと思います。
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