動画紹介(4)◆ブルッフ『ヴァイオリン協奏曲 第1番』/諏訪内晶子

 4月に東フィルの定期で聴くことになったのをきっかけで知った、ブルッフの『ヴァイオリン協奏曲 第1番』。

聴いたことがない曲だったので、NMLも利用して何人もの演奏を聴いて予習をするうちに、だんだんとこの曲が好きになって、演奏会で聴く頃にはほぼ耳慣れした状態で聴くことができました。

そして生演奏で聴いたことで、さらに好きになり・・・と、久しぶりに大ハマリした曲かもしれません。

そうやって聴きまくった中で気に入ったのが諏訪内晶子さんのCDでした。

デビューCDで発売が1996年、諏訪内さんはまだ24歳の頃ですね!

すでにチャイコフスキー・コンクールで優勝していた諏訪内さんは、技術的には完成されていますが、上手さの中にも若さを感じさせる録音になっています。

 

さて、そんな諏訪内さんが ブルッフを演奏している動画があったのでご紹介したいと思います。

 

akikosuwanai

Akiko Suwanai

Max Bruch: Violin Concerto No.1 in G minor, Op.26

諏訪内晶子

ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲 第1番

指揮: 尾高忠明

オーケストラ: 札幌交響楽団

 

■ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番について

楽曲解説: Wikipedia

楽譜ダウンロード :IMSLP

1866年に完成されたブルッフの代表作で、現在でもヴァイオリニストの重要なレパートリーの一つとして数えられる曲です。

ごく一般的な協奏曲にみられるようなカデンツァ(完全な独奏で即興で演奏される)がなく、第2楽章に全体の中心が置かれているというところがポイントです。

古典的でありながらも、民族音楽に影響を受けたり、メロディを重視したりと後期ロマン派の叙情的な部分も感じられる素晴らしい作品です。

 

■諏訪内晶子さんについて

諏訪内晶子さんは、世界的にも有名な日本人ヴァイオリニストです。

史上最年少の18歳でチャイコフスキー・コンクールに優勝したことをきっかけに、現在でも積極的に活動を続けています。

私は諏訪内さんの繊細で正確な技術と、女性的なやわらかさ、そして凛とした佇まいが好きです。

パリを活動拠点にしていますが、最近では国際音楽祭NIPPONの音楽監督としても活躍をしていて、今後の活動も要注目です。

 

国際音楽祭NIPPON(公式)

ヴァイオリニスト 諏訪内晶子インタビュー

 

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