ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014は、5/3から3日間開催されていましたが、私が会場へ行ったのは初日と最終日でした。
3日目の最終日は、高校の同級生が出演する無料公演と、有料公演を1公演聴いてきました。
今日ご紹介するのは、私が聴いた最後の有料公演、ドヴォルザークのチェロ協奏曲です。
渋かった~~~!
■有料公演その4、クニャーゼフのドボコン
本公演は、ラフォルジュルネ主宰のルネ・マルタンが「あえて1つ挙げるなら」とオススメしていたコンサートです!
ドヴォルザーク 『チェロ協奏曲』
チェロ:アレクサンドル・クニャーゼフ
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団/ドミトリー・リス
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、『交響曲第9番 新世界より』や『弦楽四重奏曲第12番 アメリカ』などと並ぶドヴォルザークの代表曲で、いずれも彼がアメリカ滞在中の1895年に書いたものです。ボヘミア音楽や黒人霊歌、ネイティブアメリカンの音楽を融合させた秀作であると評されることもあります。協奏曲でありながらオーケストラもかなり活躍し、とくに木管楽器のソロがとても美しく、聴き応えがあります。現在ではチェリストのレパートリーとしては3本の指に入ると言われるほど有名な曲で、通称ドボコンと呼ばれています。
アレクサンドル・クニャーゼフは、ロシアを代表するチェロ奏者で、オルガニストとしても活躍されています。世界的に評価を受けているチェリストの一人で、過去にはチャイコフスキーチェロコンクール入賞の経歴もあります。
クニャーゼフによるドボコンは、とても素晴らしかったです。元々情熱的な演奏に定評がある方で、とても渋みのある音質、ドヴォルザークの民族的なフレーズと相まって、すっかり聴き惚れてしまいました。華やかに演奏が終わると、会場全体が歓声に包まれ大喝采、埋め尽くされた5000人のホールが沸きました。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は先日読んだ『名曲の履歴書』という本で紹介されていて、初めて聴いた曲でした。とてもかっいい曲だったので「ぜひ生演奏でも聴いてみたい」と思って今回会場へ足を運んだのですが、とてもよい経験ができました。
やはりクラシック音楽は生演奏に限りますね~~!
■ラフォルジュルネは食べ物もおいしい!
ラフォルジュルネは演奏会だけでなく、屋台も充実しています。
無料公演の野外演奏が響く傍らで、世界各国の料理が楽しめるようになっています。
開催期間中もたくさんのお客さんで賑わっていました。
私のイチオシはケバブでした。ビールによく合います(*^ω^*)
今回は食べていませんが、このピザ屋はなんとワゴンのなかに石窯が入ってました!
薪も置いてあったのできっと本物!すごいですね~~~
ラフォルジュルネに行かれたみなさんは、音楽にあふれるGWを満喫いただけたのではないかと思います。
私も、来年もぜひ行きたいと思います!
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