先日ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで初めてアルゲリッチの生演奏を聴くことができました。
自由な、そして派手な演奏スタイルで人々を魅了し続けるアルゲリッチは、やはり素晴らしいなと思いました。
数年前から、ピアノ曲を好んでよく聴くようになったのですが、アルゲリッチの音源があるとやはりチェックしてしまうのは、やはりその音楽に魅了されているからなのかもしれません。
そんなアルゲリッチの、元夫であるシャルル・デュトワの共演の映像を見つけました。
シャルル・デュトワは、以前NHK交響楽団の音楽監督を務めていたこともあり、日本でも馴染みの深い指揮者です。
私も学生の頃から、デュトワ指揮モントリオール交響楽団のCDを聴きまくった記憶があり、その軽快で鮮やかな演奏スタイルが結構好きでした。
今回はその二人の共演から、1975年と1996年の動画をご紹介したいと思います。
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番
Tchaikovsky/Piano Concerto No.1
ピアノ: マルタ・アルゲリッチ Martha Argerich
指揮: シャルル・デュトワ Charles Dutoit
オーケストラ: スイス・ロマンド管弦楽団
ピアノ協奏曲の中でも1,2位を争うほどに有名な曲で、聴いたことのある方も非常に多いのではないでしょうか。
1975年、二人はすでに離婚していますが、スター同士の共演ということで映像化されたのでしょう。
二人ともとても若く、しかし演奏のスタイルは変わらないということがわかる、貴重な映像だと思います。
ピアノ協奏曲第1番 (チャイコフスキー) – Wikipedia
ショパン/ピアノ協奏曲 第1番
Chopin/Piano Concerto No.1
ピアノ: マルタ・アルゲリッチ Martha Argerich
指揮: シャルル・デュトワ Charles Dutoit
オーケストラ: NHK交響楽団
こちらもピアノ協奏曲の主要レパートリーに挙げられる人気曲です。
日本でも「のだめ」が世界デビューしたときに弾いたことで、一般にも知られるようになったのでは?と思います。
のだめとアルゲリッチの自由な演奏スタイルのイメージが少し似ている気がしますね。
この映像は、デュトワがN響の常任指揮者に就任した1996年の特別演奏会での録画と思われます。
ソリストにアルゲリッチを持ってくるあたりが、完全に狙ってますよね。
若かりし先生方の姿も見られてとても楽しめた動画でした。(残念ながら師匠は乗ってませんでした!)
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