このブログのコンテンツのひとつとして、私のお気に入りのクラシック音楽の動画紹介をしていきたいと思います。
ネット上で気軽に楽しめる動画というコンテンツを通じて、クラシックの楽しさや素晴らしさを身近に感じていただけると嬉しいです。
第1回目は、現存する数あるピアノ協奏曲のなかでも、トップクラスの人気を誇るラフマニノフ作『ピアノ協奏曲 第2番』です。
楽曲の持つ印象がとても強く、フィギュアスケートの伴奏にもよく使われていて日本でもとても有名な曲ですね。
ラフマニノフ作『ピアノ協奏曲 第2番』(ラン・ラン)
ラフマニノフ作曲 ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
Rachmaninov: Piano Concerto No.2 in C minor Op.18
ピアノ: ラン・ラン
Piano: Lang Lang
ソリストと楽曲解説についてはWikipediaに詳しいものがありますので、そちらをご覧ください。
今回ご紹介する動画、ピアノ協奏曲のソリストは若手ピアニストの中でもとても勢いのある、中国出身のラン・ラン。
情熱的かつ、パワフルな演奏が特徴です。
オーケストラは世界的にもトップレベルで有名なベルリンフィルハーモニー管弦楽団。
指揮はサイモン・ラトルです。
ちなみにコンサートマスターは日本人の樫本大進さんです。
ソリストもオケも指揮者もスーパースターばかりの貴重な動画をご紹介します。
(収録はおそらく2009年12月のジルベスターコンサート)
第1楽章 Moderato
冒頭のピアノ独奏で演奏される重厚な和音は、ロシア正教の鐘を模したもの。
流れるような美しい旋律が心に残ります。
第2楽章 Adagio sostenuto
神秘的な安らぎを感じる第2楽章。
木管楽器のソロとそれに寄り添うピアノがとても美しく絡み合います。
クラリネット吹きとしては死ぬまでにこのソロを吹いてみたいです。
第3楽章 Allegro scherzando
気まぐれな第1主題、そして抒情的な第2主題。
性格の違う2つの主題が終盤に融合される場面はとても熱情的で、盛り上がりも最高潮になります。
必聴です!
ラン・ランが収録したCDがあります!
ラン・ランはレコーディングも積極的に行っています。
下でご紹介している、私がよく聴くCDは2011年(それでも29歳!)の録音です。
こちらもゲルギエフ指揮、マリインスキー劇場管弦楽団の名演、超オススメです!
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