目覚ましが鳴る前に目が覚めることも多くなってきました。
そういうときは十分に睡眠もとれていて、とても目覚めがよいものです。
以前は朝起きるのが本当に苦手で、学生の頃は誕生日に友人から目覚まし時計をもらったことがあるくらいでした。
睡眠って本当に大切だけどちゃんとした知識って意外とない(2014/1/24)
遅刻をしないために色々と試行錯誤をしていた過程で、「気持ち良く起きる」ということは、ある程度コツがあるということを知りました。
■体内時計をコントロールするコツは光
体内時計という言葉を知っていますか?
体の中には自律神経をコントロールする体内時計というものがあり、睡眠もこの影響を強く受けます。
毎日同じリズムで過ごすことも大切ですが、重要なのは朝、光を浴びることです。
光を浴びることで25時間といわれている人の体内時計が、うまくリセットされるそうなのです。
詳しくは↓に紹介している『ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?』を読んでいただけると、とても勉強になります。
ブックレビュー◆ヒトはなぜ人生の3分の1も眠るのか?(2014/2/14)
■カーテンを薄手の明るい色のものに変える
私が試してとても効果があったものの1つが、カーテンです。
部屋のカーテンに厚手や遮光のものを使うと、外が明るくても部屋の中に光がなかなか入ってきません。
真夏の熱対策や目隠しなどには効果を発揮しますが、朝になっても暗いままなので体内時計をうまく進ませることができません。
以前私が遅刻を連発していた頃は、厚手や遮光のカーテンでした。
今では白の遮光でないカーテン+ミラーレースの組み合わせで、朝になると部屋が自然に明るくなるようにしています。
外から部屋が見えない工夫をした上で、自然光が入るようなカーテンや窓にするのがオススメです。
■朝の光を人工的に再現してみる
カーテンで自然光を取り入れるのは目覚めにとてもよい効果があるのですが、一つ弱点があります。
雨の日など、天気が悪く太陽の光が弱いことがある、という点です。
さすがにこれはどうしようもないと思っていたのですが、これを克服するための効果的な方法を見つけました。
朝になると自動点灯するよう、タイマーをつないだライトを置いておけば良いのです。
私の部屋には水槽があって、そこには光合成用のLEDライト(かなり明るい)が装備されています。
水槽のライトはタイマー管理されていて、決まった時間に点灯するようにセットできるので、これを自分が起きる時間の15分くらい前に点くようにしてみました。
するとこれがかなり効果があって、目覚ましが鳴るよりもその光で起きることも多くなりました。
普通のフロアライトにタイマーをつけるだけでも十分だと思いますので、ぜひ試してみてください。
遮光カーテンのせいで目覚めが悪いというお部屋にも効果があると思います。
■基本は十分な睡眠を取ること
今回ご紹介したコツも含めて目覚ましや寝具などの環境など工夫は色々できますが、睡眠の基本はやはり十分な睡眠時間を取ること、です。
人によって必要な睡眠時間は違うので、興味があれば本を読んで睡眠学について学んでみてください。
睡眠と目覚めをうまく味方にすると、毎日とても元気になれますよ!
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