家のプリンター(インクジェット複合機)を新調しました。
今のプリンターに特別不満があったわけではなかったのですが、丁度プリンターのインクがなくなっていて、今後はちょっと印刷する機会も増えそうなので、今のプリンター用インクのフルセットを買うか、プリンターを新調するかで比較して決めました。
■プリンターを選ぶときの基準
どんなプリンターを選ぶかは、用途で決まります。
私は写真をたくさん撮りますが、写真プリントはしません。
最近の家庭用プリンターは6色インクで高画質を謳っているものが多いのですが、私のニーズにあっていません。
私がよく使うのは普通紙でのドキュメント印刷(文字中心)と、名刺の印刷です。
今後も変わりそうにないので、今回はあとで紹介するメリットを参考に、ビジネスインクジェットを中心に検討しました。
ビジネスインクジェットとは、最近増えている小さなオフィス用のインクジェット複合機のことで、「オフィス用」なので、写真の印刷よりも資料の印刷などに向いた設計になっています。
実は以前の会社でビジネスインクジェットを使って以来すっかり気に入ってしまって、狙っていたのでした。
今回購入したのはEPSONのビジネスインクジェット、PX-504Aです。
シンプルなA4対応複合機で、Amazonで11,000円くらい。安い。
■ビジネスインクジェットのメリット
ビジネスインクジェットのメリットをご紹介します。
普通紙中心なら、家庭用でも十分にメリットがあるのでは?と思いますよ。
・顔料インク採用
一般的な家庭用プリンターは染料インクという発色の良いインクを使っているものが多いのですが、水溶性なので濡れるとにじみやすく、紙に染み込むので普通紙だと乾くのに時間が掛かるというデメリットがあります。
顔料インクは染み込まずに表面に定着するので、速乾性があって水に強いという特徴があるので、普通紙に向いています。
書類や名刺が多少濡れても平気なのは十分なメリットになりますよね。
染料は6色、顔料は4色ということで、コスト的にも差がありそうな気がします。
(厳密な比較はデータなくてできませんでした)
・高耐久性
PX-504Aは耐久枚数2万枚。
ビジネス用を謳っているので、耐久性も明確に謳っているところがポイント高いです。
少なくとも家庭用プリンターよりは耐久性があると思います。
・有線LAN装備
有線LANは家庭用機種では上位のものしか搭載されていませんが、有線の方が安定しやすいので好きです。
・自動両面印刷対応
これは最近のプリンターではほぼ対応してると思うのですが、両面設定してプリントアウトすると自動的に紙をひっくり返して両面印刷できる機能です。
両面印刷の手間が大幅に減るのでこれは助かります。
■さっそくセットアップして使ってみました
プリンターのセットアップはそれほど時間がかかりません。
プリンターの電源を入れて、インクをセットしてしばらく待ちます。
有線LAN接続なら、つなぐだけで設定が自動で終了します。便利。
しかも、有線LANで繋がったのを勝手にパソコンが認識して、ドライバのインストールを自動で行っていたのにはおどろきました。
インクをセットして、ケーブルつなぐだけで印刷できる状態になってしまいました。
Windows 8.1すごいですね~。
前面がフラットになって、色が黒から白になったので、非常にスッキリしました!
(デザインは、家庭用の方がカッコいいです。笑)
ちょうど名刺の増刷をしなければいけなかったので、早速印刷をしてみました。
印刷のスピードは、前の機種が割りと早めだったので、同じくらいな感覚でした。
印刷結果。
左が旧プリンターで印刷した旧名刺、右が新プリンターで印刷した新名刺。
用紙の色そのものがなぜかちょっと違いますが、新の方が粒状感がなくなってはっきりしていて、発色もよくなりました!
画質面はあまり期待していなかったことなので嬉しかったです。
■まとめ ~普通紙が多いなら家庭でもビジネスインクジェットがオススメ!~
信頼性が高くて普通紙の出力に特化しているビジネスインクジェットは、家庭用でも十分な選択肢になると思います。
イメージ通りしっかり仕事をしてくれる道具を手に入れたので、今回の買い物にはとても満足しています。
大切にどんどん活用していきたいと思います!
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