クラシックの演奏会に行く時にしておいたほうがよいこと

私は、「音楽を”芸術”にするのはそれを感じる人の心」だという言葉が好きです。

そして、より深く芸術を感じるために必要なのは、感性や知識、経験です。

クラシックの演奏会で演奏される楽曲はあらかじめ決まっているので、それをある程度予習しておくとより演奏会を深く楽しむことができると思います。

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来週17日、楽しみにしていた東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を定期会員として聴きに行きます。

せっかくオーケストラの演奏会を聴きに行くのだから、最大限に楽しみたいと思うのです。

そのために事前にできることはなにか?ということを考えてみました。

 

■予備知識として作曲家や楽曲について情報収集しておく

前述のとおり、クラシック音楽のみならず、芸術と呼ばれるものはバックグラウンドを知ることでより一層理解が深まります。

演奏会場で配られる冊子などにも楽曲解説などが書いてあったりしますが、演奏会が始まるまでに読みきれなかったり、その場で十分理解できなかったりすることもあります。

また、演奏中に暗闇の中で開いて見ている人もいますが、演奏に集中しないのはもったいないと思うのです。

あらかじめ演奏される曲を調べて予習しておくことで、演奏されている曲に集中することができます。

 

演奏会のプログラムに掲載される楽曲解説は、情報量があまり多くないので十分な知識が得られないこともあります。

また、演奏される楽曲に特化していることが多いのですが、可能であれば作曲家自身の話やエピソード、時代背景などを知っておくと更に面白くなります。

 

■できれば複数の音源を聴いておく

その楽曲を演奏会で初めて聴くのも良いのですが、できれば楽曲も音源を聴いて予習できるとさらに楽しめます。

現在は「巨匠の名演」と呼ばれるものから、最近の新進演奏家の録音まで、無数の録音された音源が存在します。

過去の演奏も、現在の演奏も、どちらも良い所があって時代の変化を感じることができるので、複数の音源を聴き比べてみることをおすすめします。

そうすると、やはりNMLのようなたくさん音源が収録されている聴き放題のサービスがとても便利です。

 

■今週の演奏会の予習

今週聴きに行く予定の東京フィルハーモニー交響楽団第85回定期演奏会の演奏曲目は、三善 晃『オーケストラのためのノエシス』、ブルッフ『ヴァイオリン協奏曲第1番』、ブラームス『交響曲第1番』です。

三善晃とブルッフは聴いたことがなかったので、さっそくブルッフの1番から予習しています。

5人くらい違う音源を聴いてみたのですが、やはり少しずつ自分の演奏の好みがわかってきて面白いです。

 

せっかく演奏会に行く機会が増えたので、色々試しながら行ってみようと思います。

 

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