私は以前、2年続けて入院したことがあります。
2012年3月は小脳梗塞で、2013年3月は腕の一時的な神経麻痺でした。
小脳梗塞の前の年は帯状疱疹で病院にかかっていましたので、3年連続で体調を壊し、病院のお世話になったのでした。
この頃の私は自分のやりたいことをやるために、できることから始めようと意気込んでいた時でした。
そんな時に小脳梗塞になり、一時的にとはいえ自分の足で歩けなくなった時は、本当に未来がなくなってしまうのかという思いでとても苦しみました。
そんな思いをしたからこそ、今はできるだけ健康でありたいと思うようになり、以前よりも少しずつですが活動的な体になってきたと実感できつつあります。
健康でありたいと思うことは、みなさんに共通することだと思います。
生活習慣の基本「食事」「睡眠」「運動」
体調をくずすほとんどの原因は生活習慣です。
基本的な「食事」「睡眠」「運動」のバランスが崩れてしまっているから起こってしまうことです。
毎日忙しくしていると、どうしてもおろそかにしてしまいがちな要素です。
仕方ない、なんとなくいいか、と思っているものが、なにも対策しないでいるとだんだんと習慣化してきてしまいます。
「どれかが十分でない」なと感じるよりも、「ほとんどどれも十分でない」と感じている人のほうが多いのではないかと思います。
「食事」「睡眠」「運動」がある程度の水準を保てていれば、病気に対する抵抗力もあり、ストレスもたまりにくく、若さも体型も維持しやすくなります。
食事は、ある程度の栄養学を学ぶ必要があります。
日常の中でどのようなものを摂取しなければならないのか、現在の生活の中でどうすればコストと栄養のバランスが取れるのか、お菓子やお酒などの嗜好品はどのように制限していくか。
睡眠は短くなりすぎないことと、睡眠障害でないということが大切です。
寝なくても大丈夫という考えは捨てる必要がありますし、睡眠のリズムなどの知識を知ることや、いびきや無呼吸症候群に対する対策も必要です。
十分な睡眠がとれていると、日中の集中力や判断力も上がって、とても効率がよくなります。
運動は習慣にするのは大変ですが、何かの時間を削ってでも、楽しんでできるスポーツに取り組む必要があります。
スポーツそのものを楽しめるようになると、コミュニティのひろがりがあったり、体が軽くなるので日々も活動的になることができます。
よい生活習慣の相乗効果
これらの基本的な健康法は体型維持や美容にも効果があります。
運動をしていると脂肪がつきにくく、太りにくい体質になりますし、細胞が活性化するので、アンチエイジングや美肌効果もあります。
これにはもちろん、適切な食事がよきパートナーになります。
「これを食べればやせる」などのダイエットが危険なのは、栄養が偏りすぎるからです。
野菜を中心として、肉や炭水化物をバランスよく、色々なものを食べるように気をつけることで、食に対するリスクも減らすことができます。
その上で睡眠を十分にとっておくことで、気力や集中力さらに増し、脳も活性化してさらに創造的な活動ができるようになります。
健康であることが前提の未来
私は病気をきっかけに少しずつ健康についての知識を付けていきました。
いっぺんにすべては難しいので、本当に少しずつですが取り組んで来て、ずいぶん体が活動的になってきました。
それはやりたいことがあるという強い気持ちと、それには健康であることが大前提であるということを知ったからです。
特に運動と睡眠は不足していたこともあり、とても大きな変化を感じることができました。
みなさんが思い描いている未来は、「あなたが健康であること」が前提になっていると思います。
それでも今、健康に対して不安がある方は、ご自身の生活習慣をもう一度見なおしてみてください。
その時には「食事」「睡眠」「運動」というカテゴリで考えてみると改善点や気づくことがたくさんあると思います。
自分の、家族の未来のために、ずっと健康で活動的な生活を送りたいものですね。
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