みなさんコーヒーはお好きですか?
街にはたくさんの喫茶店やコーヒーショップが並ぶことからわかるように、コーヒーはとても人気の高い飲み物です。
でも苦くて口にあわない、体質的に合わないなどの理由で飲めない方もいらっしゃると思います。
僕も昔はミルクと砂糖がないと飲めませんでした。
でも、あるコーヒーとの出会いがきっかけとなって、ブラックコーヒーを楽しめるようになりました。
お酒や食べ物、もっと言えば何事も質のいいものや美味しいものから入ると、意外とすんなり受け入れることができたりします。
今日は僕とコーヒーとの出会いと、おいしいコーヒーのススメです。
おいしいコーヒーとの出会い
インスタントコーヒー、缶コーヒー、カップ自販機のコーヒー。
カフェにいくと、ラテやカフェモカなど甘いものが中心。
僕は昔からコーヒーが好きでしたが、すべてミルクや砂糖入りでした。
そんな僕がブラックのコーヒーを愛好するようになるきっかけは、10年ほど前。
東京フィルハーモニー交響楽団でステージスタッフのアルバイトをしていた時のことです。
当時の東フィルでは、スタッフが楽団員および出演者のために、楽屋付近でケータリングを行うサービスを行っていました。(現在はなくなっていると聞きました)
そこでは新鮮な豆をその場で挽いて、ハンドドリップをしたコーヒーを提供していました。
ほかにもいろいろな種類の紅茶や、ちょっとしたお菓子なども振舞っていました。
周囲に香る香ばしい匂いに誘われてなのか、コーヒーが特に人気がありました。
そこで出会ったコーヒーはとても美味しく衝撃的でした。
よいコーヒーは砂糖もミルクも何も入れない「ブラック」が、最も美味しい飲み方だということを知りました。
ハンドドリップはシフトに入っているスタッフがそれぞれ担当していていました。
すっかりコーヒーの魅力に取り憑かれた僕は、他のスタッフに教えてもらいながら修行をして、一人でも提供できるようになりました。
お客さんである団員さんに「うん、今日も美味しいよ」などと言われた日には、その日一日がハッピーでした。
マエストロ(指揮者)がコーヒー好きだったりすると、仕事よりもコーヒーの方に気を使ったりすることも。笑
今思えば「美味しいと言ってくれる人のために淹れる」という気持ちがとても大切だったのだと思います。
家庭でもおいしいコーヒーはいかがですか?
楽団で淹れていた美味しいコーヒーを、家でも飲みたいと思うようになりました。
そこで道具を集め始めたのが、僕のホームハンドドリップの始まりでした。
道具
道具は、ドリッパーとペーパーフィルター(ろ紙)があれば、とりあえずハンドドリップは可能です。
抽出と保温用の耐熱コーヒーサーバーもあるとよいでしょう。
慣れてくれば、コーヒーミルを手に入れるのがオススメです。
コーヒーは粉にすると急激に酸化して味が落ちてしまいます。
自宅にミルがあれば酸化してしまう時間を最小限にできるため、オススメです。
手でぐるぐる回すタイプのミルもありますが、僕は面倒なので電動が好きです。
僕のミルは2代目ですが、カリタ社のナイスカットミルといって小さい喫茶店などでも使われているような高性能なものです。
豆をすりつぶす臼歯式と違って、カットが均一で熱が発生しづらいので、熱変化も起こりにくいというメリットがあります。
結構高価なのですが、楽団ではこれを使っていて、ずーーーーっと欲しいと思っていたので、2年前についに購入しました。
あっという間にきれいな粉になるので、とても気に入っています。
豆
自宅や会社の近くで買える場所を探すのがオススメです。
スーパーだと種類が少ないのと、豆を挽いた状態で売っていることが多いので、あまりオススメできません。
僕は主にスターバックスで購入していました。
スタバの豆は、自家焙煎系の豆に比べると鮮度が劣りますが、大量消費のため品質が一定なのと、そのへんのスタバで買えるという入手性のよさがポイントです。
味も重めのものが多いので、好みに合っています。
数年前は週末になるとスタバによく通っていたので、その影響もありますね。
おいしいコーヒーのススメ
僕は朝、コーヒーをドリップして魔法瓶水筒に入れて会社に持って行っています。
午前中はコーヒーを飲みながら仕事をするというのが、最近では儀式のようになってきました。
缶コーヒーは砂糖も添加物も多いので、健康によくありません。
新鮮な豆で淹れる、美味しいドリップコーヒーをオススメします。
まずはドリッパー+ペーパーフィルタ+豆から挑戦してみてはいかがでしょうか。
スターバックスが好きな人は、スタバで道具も豆も揃えることができるので便利ですよ。
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