パソコンの音をよくする方法

先日ご紹介したナクソスミュージックライブラリーですが、基本的にはパソコンでの利用が想定されています。

つまりパソコンで音楽を聴くことになるわけですが、普通のご家庭にあるパソコンはオーディオの専用機に比べると、音質がそれほどよくないことが多いです。

オーディオメーカーなどが出しているモデルなら多少よいものもあるかもしれませんが、ミニコンポなどと比べるとやはり聴き劣りがしてしまうかと思います。

そこで、できるだけ最低限の投資で、ちょっとでもよい音にする方法をご紹介します。

私ごときがオーディオを語るのは恐れ多いのですが、ちょっといい音で音楽を楽しみたい!というところにポイントを絞ってご紹介したいと思います。

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なにはなくともスピーカー

基本はスピーカーを変えることが大前提です。

極端に言えばスマホの内蔵スピーカーなどはちょっとみんなで雰囲気を聴くにはいいかもしれませんが、落ち着いて鑑賞するにはちょっとむずかしいですよね。

音源やアンプがいくらよかったとしても、小さいスピーカーは高音ばかり目立ってキンキンした音になってしまいます。

ノートパソコンや、最近の一体型デスクトップパソコンなどは、スペースの都合上それほど大きいスピーカーは搭載できないので、どうしても貧弱な音になりがちです。

そこで、スマホがそうであるように、パソコンも専用機のコンポやAVアンプにつなぐだけで、いい音になります。

だいたい想像できますよね。

パソコンにイヤホンをつなぐイヤホンジャックという端子があるので、それとコンポをステレオミニプラグケーブルなどで繋ぐだけです。

パソコンにちょっといいスピーカーをつける

パソコン専用でスピーカーが用意できる場合は、最近は小さくてそこそこよい音がする商品も増えてきたので、ぜひ検討してみてください。

スピーカーもパソコン専用となると場所を確保しないといけないので、まず問題になってくるのが筐体の大きさです。

私が使っているのが、FOSTEX社のPM0.3というスピーカーです。

※写真ではモニターの脇にある黒い箱です。

アンプ内蔵型のスピーカーで、ケーブル付属なのでちょこっと繋ぐだけでOKの簡単仕様。

アマゾンでは星4つでレビューが120件、価格コムではPCスピーカー部門で10位(執筆時点)という、市場でもなかなか評判がよい売れ筋商品です。

幅10cm、高さ約20cmのコンパクトスピーカーで、デスクの上に置いてもそれほど圧迫感もありません。

音質は安っぽい感じはなく、どの音域も均一でフラットなイメージで、クラシックやジャズもそこそこの音で聞けます。

パソコンの音質があまりよくないなーと感じている方は、音質が劇的によくなったと感じると思います。

少なくとも、iPhoneやiPodの音質で大丈夫な方は満足できると思います。

また、マンションなどにお住まいで、大きな音を出せない方にもオススメです。

オーケストラなどはもう少し大きいスピーカーで音量を上げて、余裕をもって鳴らしたほうが雰囲気がでるかなと思いますが、オーディオは凝ると青天井なのでまずはこのあたりからがよいと思います。

スピーカーを変えるだけでずいぶん変わります!

オーディオの基本は音の出口からです。

スピーカーがよくなると、音源の良し悪しがわかってくるので、より高音質の録音や、非圧縮の音源を求めるようになります。

アナログ音声とデジタルデータの変換をするDACと呼ばれるものや、アンプを強化すると段階的に音質がよくなっていきますが、前述のとおりキリがありません。

そのかわり、スピーカーは本当にあるなしで大きく違いますので、オススメです。

まずは手持ちのオーディオ機器につないでみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。

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