家より車より高い「政府」と呼ばれる買い物

東京は先週公示された東京都知事選挙で盛り上がりを見せています。

1999年4月、ちょうど私が上京して大学へ入学した頃、青島幸男さんから石原慎太郎さんに都知事がかわりました。

今回の上京の時はすでに猪瀬直樹さんで、東京オリンピックが決定する直前でした。

さらに都庁から割と近くに住んでいることもあって、東京都知事選はちょっと特別な感じがします。

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さて、タイトルですが、私たち一般市民にとって、家や車よりも高い買い物が「政府」だと言われています。

政府を買っているというと、ピンと来ないかもしれませんが、わたしたちは「税金」という形で、政府に対して投資をしています。

そんな視点で選挙を見てみると、また違った発見があるかもしれません。

 

■納めている税金の総額、結構しますよね

収入がある方は、所得税や住民税として給料の何割かを納めていますよね。

多少例外もありますが、収入がない方も含めて、納める義務があるものが健康保険や年金など。

そして不動産、車、たばこ、酒、etc…

さらには一般的に購入するもののほとんどに、消費税として税金がかかっています。

それらを全て合計すると、どのくらいになるか考えたことはありますか?

きっと、あなたの購入した大半のものよりも、高いお金を払っているはずです。

つまりは、それだけ多くのお金を出して日本という政府を買っているということになります。

 

■自分が託したお金を使う人を決めるのが選挙です

多額のお金を政府に託しているわけですから、少しでも、自分の思うように運用して欲しいと思いますよね。

しかし、私たちが政府に対して介在しようと思っても、手段がそれほど多くありません。

1.政治家になる

2.選挙に参加する

政治家になるのはハードルが高すぎるので、普通は選挙に参加することが、自分の意思を政府に伝える現実的な手段と言えます。

自分が投資したお金を、自分の意思も伝えずに勝手に使われるのが嫌だと思うのであれば、選挙に行って一票を投じることが大切です。

自分の投資したお金を任せる人を、有名だから、いい人そうだからという理由だけで、任せてもよいですか?

 

■選挙にいきましょう!

日本国の首相は、与党の第一党の党首が首相になるので、国民が直接選ぶことはできませんが、今回のような都道府県知事や市町長を選ぶ選挙は直接選挙といって、有権者が直接投票して選ぶことができます。

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知事や市長は自治体というより狭い範囲での運営をしますから、私たちの生活に直接影響をおよぼすことも大きいといえます。

どんな人が立候補をしていて、どんな公約を掲げているのかをしっかりと見極めて、投票所にいくことが大切です。

 

みなさん選挙に行きましょう!

 

東京都知事選挙管理委員会

 

この記事を書いた人

ITコンサルタント/Webメディアクリエイター。自転車とカメラと料理が好き。
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