キーボードはアウトプットの道具、こだわると面白い

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パソコンにはキーボードがついているのはあたり前ですよね。

キーボードという道具は、古くはタイプライターの時代から、文字入力のために使い続けられているものです。

「パソコンが嫌い」という方のなかには、「文字入力が苦手だから」という方も多いのではないでしょうか。

思い切って時間を作って慣れてしまえば問題ないので、ご自身の世界を広げるという意味でも、ぜひ挑戦してみていただきたいです。

今日は、パソコンの文字入力とキーボードの世界についてご紹介したいと思います。

日本語にはいくつかの入力方式がある

スマホと同じように、パソコンでの日本語入力方法も「ローマ字入力」「かな入力」「親指シフト」など、いくつか選択肢があります。

昔からワープロなどを利用されていた方は「かな入力」が得意な方もいらっしゃいますが、最近では少数派のようです。

現在主流になっている入力方法は「ローマ字入力」です。

ローマ字入力は、日本語も英語も共通の音(アルファベット)で入力ができるので、覚えるキーが少ないため、一般的になりました。

しかし、ローマ字入力には「キーをたくさん押さなければいけない」という致命的な欠点があります。

「こんにちは」と打つためには「ko nn ni chi ha」と、11字もタイプする必要があるんですよね。

「かな入力」の場合は、押すキーは少なくなりますが、手の可動範囲が縦4列になり、濁点などは別に入力する必要があります。

覚えるキーがローマ字よりも増えることと、最近マイナーになってきているので対応しないキーボードが増えてきているということがデメリットとも言えます。

「親指シフト」は、とてもマイナーな入力方法ですが、入力に必要な打鍵数が少なくとても効率的です。

親指に割り当てた特殊なキーを同時に押しながら、すべてのひらがなを1回の動作で入力できるという画期的な入力方法です。

同じ文章を入力するのに必要な打鍵数は、ローマ字入力の実に半分近くにまでなります!

そんな「親指シフト」はとても魅力的な入力方法なのですが、ハードルが高いことが難点です。

  • キー配列に癖があって使うキーボードを選ぶこと
  • 独特な打鍵ルールなのでかなり訓練が必要

僕も何度か挑戦してみたのですが、いまだに習得できずに終わっています。(涙)

入力方式、キースイッチ、様々な種類のキーボード

普通の人は、デスクトップパソコンに付属してきたものやノートパソコンにくっついているものを使うことが多いと思います。

しかしキーボードには様々な種類の商品があって面白いのです。

例えば文字の配列です。

日本で売られているものは英語(QWERTY配列)+日本語かな配列が多いですよね。

日本語の刻印がなくてローマ字打ちに特化したものや、英語配列のキーボードというのもあります。

英語キーボードはキーの数が少なくシンプルなものが多いので、愛用している人も多いです。

日本語入力も問題なくできるので、僕も一時期愛用していました。

キーボードによって特に差が出やすいのは、入力スイッチの方式でしょうか。

代表的なものは、一昔前まで一般的だった「メンブレン式」、ノートパソコンや薄型キーボードなどでよく利用される「パンタグラフ式」の二つでしょうか。

ほかにも「メカニカル式」や「静電容量無接点式」のようなマニアックなものもオススメです。

大きめの家電量販店にいくと、見つけられると思いますので、ぜひ触ってみていただきたいです。

こんなに違うのか!というくらいの差があるので、面白いですよ。

僕は結構文字をたくさん打つので、疲れないようにタッチが軽めで、反応がいいものが好みです。

色々使ってみると、自分の好みがわかるようになってきますよ。

新しいキーボードとの出会いは楽しい

最近までノートパソコンのみの環境だったのですが、先日デスクトップパソコンを新調したこともあり、キーボードも新しいものに変えてみました。

ブログを毎日書くようになったので、キーボードの入力が心地いいものがほしくなったのです。

量販店で1時間ほどカタカタと触ってみて、ダイヤテック社製の「Majestouch MINILA(日本語68キー、赤軸)」が気に入りました。

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今回、初めてメカニカル方式のキーボードを購入しましたが、とても気に入りました。

カチカチという音が特徴のキーボードですが、私の購入したのは赤軸といって、「軽いタッチ」「(メカニカルにしては)静か」というモデルです。

タッチはとっても軽快で、かたかたかたかた・・・という感じでとってもリズミカルに打てて気持ちがいいです。

キーボード自体はコンパクトなので机が広く使えるということと、ある程度の重さがあって安定しているというメリットを兼ね備えています。(この小ささで重さが680gもあります)

しかしこのキーボードは「親指シフトに向いていない」というデメリットがあります。

以前、親指シフトに最適なRealforceという静電容量無接点式の高級キーボードを使っていたのですが、どうもタッチの感じが合わずに、放出してしまいました。

あちらを取ればこちらが立たず、キーボードの沼はなかなかに深いようです。

「アウトプットの道具」キーボードにこだわろう!

今回はパソコンの入力方式と入力機器となるキーボードお話でした。

入力する行為というのは、IT機器に対して能動的に働きかけるものです。

スマホのみならず、パソコンにおいても入力をある程度できるようにしておくと、やはり世界が広がっていきます。

特にキーボードなどの入力機器は手に直接触れるものなので、こだわると楽しい部分でもあります。

色々なキーボードにぜひ触ってみてください、きっと面白いと思います!

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