投資と消費の違いを意識する

投資というと、株や不動産などを思い出す方も多いかもしれませんが、もっと身近で簡単なお話です。

わたしたちのお財布から出て行くお金には2種類あります。

「投資」のためのお金と「消費」のためのお金です。

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◆投資

「将来的なリターン」を考慮して投じられるお金(または資本)
・貯金などの貯蓄、株や保険などの金融投資
・学費や勉強のための書籍などの学術投資など

◆消費

「欲求を満たすため」に文字通り消費されるお金(または資本)
・娯楽費、必要以上の食費など

 

■必要以上に消費していませんか?

みなさんは、必要以上に消費が多くなっていないでしょうか。

私も昔は好きなものを好きなだけ買ってしまう、消費の割合がとても大きな生活をしていました。

豪華な食事やお酒、タバコ、パソコン、ゲームなどを、際限なく求めてしまうのです。

そして新たな欲求を満たすために、別のものに資金を投じていくようになってしまいます。

その結果、ただ欲求を満たすだけで後には何も残らない、虚しい生活になっていきました。

 

 

■消費か?投資か?を常に考える

しかし、30歳の頃に自己啓発本や実用書を読むようになり、自分に投資をするという考え方を知ってからは、お金の使い方がずいぶん変わりました。

上でご説明した「投資」の定義する将来的なリターンとは、自分がよりよく生きることで、将来の資本(お金や生活の豊かさ、目標達成など)が増えることに対して期待することです。

投資を出来る限り大きく、消費を少なくすることが、将来をよりよくするコツです。

そのためには「このお金の使い方は、消費か?投資か?」を常に考えるのです。

消費か?投資か?を考えるときのポイントは、健康や将来の仕事に繋がるか?などがわかりやすいと思います。

 

例えば、タバコは健康を害したり、ストレスからの逃げ道になってしまうので、すっぱりと辞めました。

食事の内容も、金額と栄養と体に対する影響などを考えるようになりました。

過剰な食事は長期的に見ると肥満に繋がるなど健康を害してしまうため、投資にはなりません。

ダイエットや体力づくりにつながるランニングのためのウェアやシューズは、投資になります。

 

逆に、パソコンやITガジェットは、私の武器の一つです。

「常に新しいものを持っていて、メチャメチャ詳しそう!」と周りの人に思わせるのは、チャンスに繋がると思っています。

ですので、ITガジェットなどを購入するのは投資になります。(という大義名分があるので遠慮なく買っています。笑)

商品を選ぶ際の方向性が変わり、欲求を満たすためのハイスペックなパソコンではなく、便利に使いこなせるパソコンを選ぶようになりました。

 

この考え方が浸透すると、お金の使い方にはっきりとした目的意識を持てるようになるのがポイントです。

「投資」にできるだけお金が使えるようにはどうしたらいいのか、考えてみてください。

 

 

■投資はお金だけにあらず

また、投資の考え方はお金だけでなく、「時間」にも当てはまります。

時間、消費していませんか?

将来のための時間、確保していますか?

上の文章の「お金」を「時間」に入替えて読んでみていただけると、いかに消費の時間が多いかに気づかれると思います。

 

いまこの時間は消費ですか?投資ですか?

「投資」のための時間を増やすには、どうしたらよいのか、考えてみてください。

 

この記事を書いた人

ITコンサルタント/Webメディアクリエイター。自転車とカメラと料理が好き。
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