今まで運動をあまりしていない人が習慣化を目指すときに大切なのは、モチベーションを維持することだと思います。
ここではスマートフォンを活用して、ランニングを習慣化していくときのポイントを考えてみたいと思います。
スマートフォンに搭載されたGPSの機能を利用して、走った距離や時間の計測をしてくれるアプリがあります。最近のアプリらしくSNS連携の機能もあって、これらも存分に活用していきます。
このような計測アプリを利用すると得られる、たくさんのメリットから、習慣化のポイントになる部分をまとめてみました。
フィットネス計測アプリ、Runkeeprとは
私が使っているのはRunkeeperというiPhoneアプリです。
基本的には無料のアプリをインストールするだけでずっと使えます。
他のフィットネスアプリ同様、メンバー登録をした自分のアカウントに、ウォーキングやランニングの結果が記録されていきます。
使い方は
- 走り始める時にスタートボタン
- 走り終わったらストップボタン
たったこれだけです。
走っている最中は、指定した間隔で(1kmごとや5分ごとに)、現時点の走行距離、経過時間、ペースなどを音声で知らせてくれます。
走り終えたあとは自分が走行した結果をコメントつきでデータとして保存できます。
走行距離や時間、ペースだけでなく、走ったルートを地図上で見ることもできます。
結果や新記録情報をFacebookやTwitterにシェアする機能もあります。
Runkeeperを使ってランニングを習慣化させる
ただツールに用意された機能を使うだけでなく、何のための機能なのか、どう使いたいのかを明確にしておくと、さらに効果がアップします。
Runkeeperを習慣化に活用するポイントは次の3つです。
1.計測アプリを使って結果を明確にする
ランニングは結果がわかりやすいスポーツです。
「今日は何キロ、何分走った、ペースはどうだったか」ですね。
これをアプリを使って記録すると、過去の計測結果と比較して、記録が伸びていっていることを実感できます。
「最初は5km走るのに40分以上かかっていたのが30分を切るようになった」のように、過去とくらべて「確実に成長している」という実感が得られます。
Runkeeperは、自分で設定したタイミングで(1kmごとや5分ごとなど)アナウンスが流れ、時間・距離・平均ペースなどを教えてくれます。
これを走行中の目安にして、「もう少しペースをあげよう」「今日はいつもより疲れやすいな」などを感じ取ります。
計測をしなかった場合、いつもの自分や他人とくらべてどうなのかもわからないので、どう走ればいいのかわからなくなってきます。
「昨日の自分と比べて今日は調子がいいか?」
「自分のペースは、一般ランナーの中ではどのような位置なのか?」
何も考えずにただ走るより、フォームやスピードを考えながら走ったほうが成果に繋がりやすいですよね。
その根拠になるのはやはりデータです。
以前私はエアロバイクで運動していたことがありましたが、習慣化することができませんでした。
それは結果をデータとして保存していなかったところにも原因があるのかもしれませんね。
目標と結果のサイクルを続けていくとその先により大きな目標が見えてきます。
私はフルマラソンを走りたいと思うようになりました。
そのためにまず、来年の1月にハーフマラソンにエントリーをしています。
東京マラソンにも出てみたかったですが、残念ながら来年2014年の抽選には間に合いませんでした。
2015年の東京マラソンは、ぜひチャレンジしてみたいです。
適当にやっても続けられる人も中にはいらっしゃいますが、結果や目標を明確に持つことで成果につなげるというのは、一般的に考えてもよく言われることですよね。
2.SNS投稿機能があり、「いいね」をもらえたりする
Runkeeperなどの計測アプリは、自分が走った結果や記録更新の通知を、FacebokやTwitterなどのSNSに投稿できます。
友だちにいいね!を押してもらったり、コメントをもらえたら、モチベーションアップになりますよね。
SNSは1日の中でもよく使われるので見る機会も多く、「自分は走っている」ということを思い出しやすくなります。
「私走ってます」と宣言することになるので、簡単にやめられないですよね。
みんな「あの人走ってるんだ〜」と思ってますから。
少なくとも、一人で決意してやるよりは、簡単にはやめられない理由になります。
3.ガジェットやアプリを活用する=自分の好きなことと関連させてモチベーションを上げる
これは、iPhoneやスマートフォンを使うことが好きな人の場合。
私はiPhoneなどのITガジェットが大好きなので、アプリ活用を考えるのが苦になりません。
「iPhoneを活用して運動をする」こと自体がわくわくするので、ハードルがかなり低くなります。
「頑張りたいこと」と、「無理しなくてもできること」を連携させてしまうことがポイントです。
今は、Bluetoothのヘッドセットをつけて、そこからRunkeeperのアナウンスを流しています。
音楽を聴いていたこともあったのですが、どうしてもステップとリズムが同調してしまうのでやめました。
公道を走る場合は、周りの音が聞こえたほうが、安全面でもいいと思います。
私は呼吸音と足音を聞きながらストイックに走ってます。笑
最近では心拍計を導入しました。
Bluetooth接続の心拍計ベルトを胸に巻いて走ると、アプリに連動して心拍数が記録されるので、自分に対しての運動負荷がわかるようになります。
この記録を参考にして、もうちょっと心拍数低めのほうが脂肪燃焼には効果的、などを考えたりすることができます。
前述のアナウンスにも心拍数が入ってくるので、ペース調整などにも重宝します。
そんな感じで私はBlutoothの心拍計&ヘッドセットとiPhoneを装着して走っていることになります。
これぞITランナーですね、自分らしくてとてもいいですね!笑
こんなふうに自分をわくわくさせて、モチベーションを上げています。
習慣化のポイントは、いかにモチベーションを上げるか
ツールの活用ポイントは、いかにしてモチベーションアップにつながる仕組みを作るか、だと思います。
記録を取ることで目標にむかって進めるようになります。
ひとりより友だちや仲間に励ましてもらえるほうが元気が出ます。
最新の機器を使ってトレーニングしている自分を楽しんじゃいます。
モチベーションを自然に上げていける流れを作っていくと、習慣化の大きな助けになると思います。
運動しなきゃな~と思っている方、アプリ使ってちょこっと走ってみると、面白いかもしれませんよ?
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