くにたちクラリネットオーケストラ第46回定期演奏会

くにたちクラリネットオーケストラの第46回演奏会に行ってきました。
仕事の都合で遅れて行きましたが、後半の大合奏は全て聴くことができました。

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くにたちクラリネットオーケストラ第46回定期演奏会

2013年12月17日(火) 18:30開演

会場:府中の森芸術劇場ウィーンホール

 

◎曲目◎

-クラリネットアンサンブル-

ハチャトゥリアン/組曲「仮面舞踏会」より

デュカス/魔法使いの弟子

ラヴェル/組曲「マザーグース」より

サン=サーンス/「サムソンとデリラ」より バッカナール

-大合奏-

近藤 譲/Frontier

ドビュッシー/第一狂詩曲 独奏:武田 忠善

ラヴェル/ラ・ヴァルス

くにたちクラリネットオーケストラについて

クラリネットオーケストラとは、クラリネットだけで構成された大編成の楽団のことです(少人数の場合はアンサンブル、と言うことが多いです。)

クラリネットは種類がとても多く、この演奏会にも10種類近くのクラリネットが登場します。

それだけカバーする音域も幅広く、ピッコロのような超高音からコントラバスのような低音を出すことができるので、オーケストラ全体となるととても表情豊かでパイプオルガンのような響きになります。

これでもかというくらいクラリネットのいろいろな音が聴けるので、クラリネットファンの方は是非聴いてみてください。

今回演奏会に行った「くにたちクラリネットオーケストラ」は、私の母校、国立音楽大学のクラリネット専攻の学生で構成された楽団です。

私も学生時代所属していて、思い出もたくさんあり、とても印象に残っている活動でした。

私のいた時代は学生が40~50人程度だったのですが、今は学生も随分と増え、なんと80人を超えるメンバーがいるそうです。(ほぼ倍です!)

そのメンバー全員でのクラリネットオーケストラは、とてもダイナミックで、音に包まれる感覚が楽しいですよ!

演奏会の感想

全体を通して、(私にとっては懐かしく)心地よいサウンドで、学生の頃の体験を思い出しながら、気持ちのよい時間を過ごせました。

印象的だった曲は、顧問で指揮をされている武田忠善先生による独奏(吹振り)のドビュッシー作『第一狂詩曲』と、最後に演奏されたラヴェル作『ラ・ヴァルス』。

2曲ともにフランス音楽を得意とする武田先生らしく、鮮やかで艶っぽいサウンド。

いつも一緒に活動している学生の集まりなだけに、演奏の息もぴったりと合うところがすごいなと思います。

アンコールはおなじみの『そりすべり』もあり、最後まで楽しませていただきました。

会場の府中の森芸術劇場ウィーンホールは、いつも利用していましたが、本当に良い響きがします。

音の広がり、残響などがとっても心地よい、オススメホールです。
ステージ背面のパイプオルガンも素敵です。

会場はほぼ満席のお客さまで、あの頃と変わらず、たくさんの人に愛され続けているんだなと、安心しました。

毎年12月中旬に行われていますので、クラリネットが好きな方、興味のある方は、ぜひ会場に足をお運びください。

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