東京は便利で生活しやすいですが、その代わり不便になっているところも多いんですよね。
以前こんな記事を書きました。
[Link] 「土の捨て方」東京都渋谷区の場合。意外に不便だよ都心暮らし
「ガーデニングで出た廃土を捨てるのに苦労した」という内容だったのですが、同じように苦労している人が多いようで、たくさんの方に見たりコメントいただいたりしています。
先日、有料の回収業者さんを利用してみたので、感想をシェアしたいと思います。
東京で土砂石を捨てるのはなかなか面倒
都心に住んでいると、ゴミの出し方に苦労しますよね。
細かく分別したり、粗大ゴミを出すのに長期間待つことになったり。
でも、ゴミで出せるものならまだ大丈夫です。
ゴミで出せないものを処分するのって、めっちゃ大変なんですよね。
例えば今回紹介する「土、砂、石」です。
ガーデニングや水槽レイアウトなどで使った土や砂、石など。
趣味でこうした廃棄物が出ることもありますよね。
マンション住まいの方の場合、気軽に庭に埋めたりできないので、基本的には「捨てる」ことになると思います。
が、東京では土、砂、石はゴミに出せないことも多いのです。
(自治体によって扱いが違うので、詳細および最新情報は区のごみのページを参照ください)
じゃぁどうやって捨てるのか。
区のサイトには、購入店や回収業者に相談くださいと書いてあったりします。
購入したお店が引き取っているケースは、調べてみるとほとんどありませんでした。(地域によるのかもしれませんが)
たいていの場合は、回収業者に依頼することになると思います。
大型家具や不用品などを扱う一般的な回収業者以外にも、土砂専門の業者もあったりします。
僕は今回引っ越しをすることになったので、
「ずっと捨てたくても捨てられなくて、バルコニーに放置していた土、砂、石」
をお金を払ってでも引き取ってもらうことにしました。
まず考えたのは、引っ越し業者さんに依頼する方法です。
区の粗大ゴミでは引っ越しに間に合わないため、引っ越し業者に不用品の回収もお願いすることにしたのです。
で、土砂石も依頼しようとしたところ、NGでした。残念。
業者によって回収できるものや料金に違いがあるので、事前に問い合わせしてみましょう。
困った僕は、一旦捨てる予定の土砂も転居先へ運び、引っ越した後で回収業者を探すことにしました。
土砂石回収の専門業者に依頼してみた
そうして見つけたのが、今回依頼した土砂石専門の回収業者「ウィステリアガーデン」さんです。
電話で連絡して、回収予定のものを伝えると、おおよその見積もりをしてもらえます。
都内近郊であれば回収に来てもらえますし、世田谷区の回収拠点に持ち込みも可能です。
回収は別途訪問料が必要で、持ち込みの場合は不要です。
僕はそこまでの運搬手段がないので、有料での訪問回収を依頼することにしました。
すると繁忙期だったのか、訪問日まで1ヶ月以上(!)待つことに。ひゃー。
待ちに待った回収当日。(カレンダーに入れておいてよかった)
業者さんから電話が入り、近隣にいるのでとちょっと早めに訪問してくれました。
回収をお願いしたものは以下のとおりです。
- 土 10kg(園芸用、混ざりものあり)
- 砂 5kg(水槽レイアウト用)
- 石 30kg(敷石2枚、水槽レイアウト用の石10個くらい)
ちなみに土や砂は混ざり物あり/なしで料金が変わります。
Webサイトにもおおよその単価の記載がありますが、電話で見積もりをもらうのがよいでしょう。

訪問費用、回収費用合わせて7,800円ほどの料金になりました。
た、高い。。
僕の場合は、自転車(ロードバイク)の室内トレーナーの防振用に使っていた敷石が1枚13kgとかあったので、石がかなり多めでした。
少量でも依頼できますが、出張費用も考えると、ある程度まとまった量をお願いするのがよいかもです。
来ていただいた業者さん曰く、最近は都外からの問い合わせも増えているようで、かなり忙しいみたいです。
なんでもゴミとして捨てられる地域が減ってきているのかもしれませんね。
こういう需要(=ビジネスチャンス)もあるのかー、と勉強になりました。
さいごに
今回、長いものだと数年間捨てられずに放置されていたものを、ようやく手放すことができてスッキリしました。
それを考えれば多少の出費もしょうがないかな、と。
何かを始める、物を買う時って普通はやめたり捨てる時のことを考えないものですよね。
こうした経験があると、ちょっとは考えられるようになるのかなと思いました。
ちなみに転居先で観葉植物を買う時は、ハイドロカルチャー系のものにしてみました。
土はしばらくこりごりです。。

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