帯状疱疹という病気を聞いたことがありますか?
僕が体験した、帯状疱疹発症までの経緯を当時のツイートと共にまとめてみました。
帯状疱疹は、誰にでも起こり得る病気です。
僕の体験が、少しでもお役に立つことができれば幸いです。
※僕は医療関係者ではないので、詳しくは皮膚科医などの専門家の方が記述された資料をご参照願います。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは
帯状疱疹をかんたんに説明をすると、水疱瘡と同じウィルスが原因で発症する水疱瘡の兄弟のようなものです。
通称ヘルペスと呼ばれることもあるので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
子供の頃にかかった水疱瘡ウィルスが体に残っていて、大人になり免疫力が下がった時にウィルスが再び活性化、発症するものです。
水疱瘡にかかったことのある人であれば、必ずウィルスは体内に残ってるようで、通常は発症しないだけのようです。
恐らく大半の人が発症する可能性を秘めていると思いますので、知識として知っておいて損はないですね。
帯状疱疹が発症すると、神経性の痛みを伴いながら、患部の神経に沿った皮膚の表面に、帯状に疱疹が出ます。
痛みがあったりなかったり、疱疹が出たり出なかったりで、症状は人によって違うみたいです。
皮膚表面に疱疹が出ると医師も特定し易いのですが、逆にそれがないと判断が難しい病気です。
今回の僕のように、体内の痛みが先に来たこと、患部が腹部だったことで、「原因不明の腹痛」と診断されてしまう事もよくあるそうです。
違和感を感じてから発症するまでの経過
僕の場合、最初の腰に感じた違和感から、皮膚に疱疹が現れるまでに4日かかりました。
痛みが一番ひどかったのは、1日目と2日目の夜中でした。
1日目
あれー、なんか腰がイタイ
— Yasu (@yasu_clary) 2011年1月3日
夜寝る前、最初は左腰の背中側に違和感があり、腰痛かな?と思いました。
その夜、痛みで夜中に起きてしまい、とにかく鎮痛剤をということで思いついたバファリンを服用したところ、少し治まったので再び寝ることができました。
2日目
おはようございます!昨夜は、ちらっと書いた腰の痛み(違和感?)で夜中に起きまして、腰痛なのか内蔵系なのかがよくわからず、とりあえず鎮静剤をということでバファリンを服用し、体を冷やさないようにしたら寝れました。起きたら気にならない程度にはなりました。なんだろうか。
— Yasu (@yasu_clary) 2011年1月4日
翌朝は腰から下腹部にかけて違和感があるものの、痛みというよりは「重い、だるい」感覚でした。
腰痛なのか腹痛なのか自分でもよくわからず、何科に行けばいいのか迷いました。
謎の腰?痛、今日は安静にして自分の体とよーーーく対話してみました。やっぱ内蔵かな。もしや腎臓・・・?大腸にたまってるだけかも。あと、左腰まわりの皮膚が過敏になってます。風邪引いた時皮膚触るとぴりぴりするみたいな感じで。さ~、明日総合病院いこっ!気持ちは元気、大丈夫です!
— Yasu (@yasu_clary) 2011年1月4日
症状に少し変化があり、痛みが腰よりも腹部へ移りました。
気をしっかり持っていれば耐えれる程度の痛みですが、気を抜くとズキズキと鈍痛がしました。
腰回りの皮膚が過敏になり、皮膚が薄くなったように感じ始めました。
左腹部の違和感、楽器吹いてる時みたいに腹筋を集中すると耐えれるんだけど、気を抜いてると結構不快に感じます。やはり食欲はやや減少。割と新しくて大きい総合病院、見つけました。
— Yasu (@yasu_clary) 2011年1月4日
お風呂に入っている間は、とても楽になることに気づきました。(温めるといいそうです。)
お風呂に入っている間、とても楽でした。温めるとよいのかな。ということは冷えると悪化するよね。心配かけてごめんなさい、明日ちゃんと病院行きます。
— Yasu (@yasu_clary) 2011年1月4日
夜は激痛で起きてしまい、しばらくの間どうすることもできず、救急車呼ぼうかと思ったくらいでした。
痛いよう痛いよう(/ _ ; )
— Yasu (@yasu_clary) 2011年1月4日
この日もバファリンが効いたのか、服用後はなんとか眠ることができました。
3日目
朝起きると、痛みはそれほどでもなくなっていました。
午後になってから、病院へ向かいました。
症状はとりあえず腹痛として、それまでのことをかなり事細かく伝えました。
問診、触診 、尿検査、血液検査、CTスキャンまでやって、「原因不明」ということに。
尿管結石で石が既に出てしまったか、検査結果にも出ない軽微な炎症かもしれないということで、2日間の内服薬を処方してもらいました。
3時間拘束されて7,000円超支払って、「原因不明」はちょっとしょんぼり。処方された薬で様子をみつつ、CTの結果を待つとします。血液と尿は異常なし!とわかったのは、収穫ですが。笑 今も少し痛みはありますが、苦しいほどではないです。お騒がせしてすみませんでした。
— Yasu (@yasu_clary) 2011年1月5日
診察後に看護師さんが診察室から出てきて、「皮疹とか出てない?もしかしたらヘルペスかもしれない。」と、伝えてくれました。(結果的にはこれが正解でした)
帰宅してからヘルペス(帯状疱疹)関連の情報を眺めてみて、「あ~確かにこれかもしれない」と納得。
その夜は一度起きたものの、痛みはなく、すぐに眠りにつけました。
4日目
お腹まわりの倦怠感はあるものの、痛いほどの症状ではなくなり、随分楽になりました。
夜、お風呂に入るときに、腹部から背中にかけて皮疹が出ていたのを発見しました。
患部をさわると、ピリピリします。
前日に帯状疱疹の症状を見ていたので「これは来たな。」と思いました。
その後SNSで友人から帯状疱疹の情報をもらえたので、かなり気分的に楽になりました。
この日は、夜中起きることもなく、ぐっすり眠れました。
5日目
病院へ行き、受付で「患部に疱疹出ました」と伝えました。
診察室に呼ばれると、前回と同じ看護師さんがいて
看護師さん「出た?」
僕「出ました!(ニヤリ)」
そんなやりとりがあって、患部を確認。
おへその左から背中にかけて、帯状の疱疹が綺麗に出ているので、めでたく(?)帯状疱疹と診断されました。
- ウィルスの活動を抑制する抗ウィルス剤
- 痛み止め
- 痛み止めの副作用を抑える胃薬
- 疱疹用の塗り薬
を処方してもらい、調剤薬局へ。
薬代、3割負担で8,580円也。( ̄△ ̄;)
さすが、ジェネリックじゃない薬は高いです・・・
薬(抗ウイルス剤)を服用しつつ、安静にしておけば治るようです。
痛み止めは、痛くなければ飲まなくてもよいとのこと。
「痛くなったときはバファリン飲まないで、出した薬飲んでね」と、例の看護師さんに釘を刺されました。笑
帯状疱疹は、早めの対処が一番みたいなので、覚えておいてくださいね。
その後は、順調に回復に向かいました。
8日目
帯状疱疹、経過報告。疱疹が色素沈着して瘡蓋になりはじめました。水疱破れて汁ドバァ想像してたんですが、そんなにひどくない様子。今日もゆっくり養生します。(´∀`)ノ
— Yasu (@yasu_clary) 2011年1月10日
10日目
おはようございます!体力的にほぼ通常に戻ってきた感じがします。疱疹は赤みが引いて、治まってきている様子。だるさはまだ少しあります。明日で疱疹が出てから1週間、大事をとって仕事が始まるまで安静にするつもりです。
— Yasu (@yasu_clary) 2011年1月12日
以下、当時僕が参考にしたWebページです。
この記事とともにお役に立てば幸いです。お大事になさってください。
帯状疱疹=帯状ヘルペス (ちかかね皮膚科)
Wikipedia「帯状疱疹」
抗ウィルス剤「バルトレックス」 (QLifeお薬検索)
コメント
[…] 10.帯状疱疹になりました。 詳しくはこちらの記事で。 たいじょうほうしん、水疱瘡ウィルスが免疫力の低下で活性化、神経を蝕むことで激痛を伴う病気です。 2011年1月3日、入社直前の […]