最近CD買ってますか?

先日久しぶりに某音楽番組を見ていると、CD売り上げチャートでアニソンとジャニーズが上位を占領しているのを見て、ちょっとびっくりしたのと同時に、「なるほどな」と思いました。
「CDが売れない」と言われ始めて久しいですが、最近は違法ダウンロード/コピーが原因なんじゃないかという記事を散見します。
個人的には違法ダウンロードやコピーがなくなった程度で、状況はあまり変わらないと思います。
この時代の変化について、今回は「CDが売れないこと」にスポットを当て、考察してみたいと思います。
統計データがないため、この場では推論にしかなりませんが、今後のためにも自分の考えを書き出しておこうと思います。

きちんと校正もしていないため、お見苦しい文章ですが、ご容赦下さい。

【CDを買うということ】
冒頭のCD売り上げチャートの現象について。
「音」というコンテンツが簡単にコピーできてしまう時代において、CDを買うという事はどういうことか。
「歌」を聴きたいのがメインの場合、レンタルや着うたなどで十分になってしまう。
アイドルグループのCDは、完全にグッズとして固定ファンが買う流れができていますよね。
同じCDでもいくつかバリエーションがあるのもあったような気がしますし。
アニソンの場合、私も多少アニメを見ますが、OP・EDや挿入歌など、本編と合わせて結構感情が乗るもので、結構聴いてしまいます。
そういえば去年ガンダム00のCD買っちゃったし。
映画好きの人が映画のサントラを多く所持しているのと似ているのかなと思います。

要は音楽+αがないと、売れないんじゃないかと。
純粋に音楽だけのコンテンツは、ちょっと時代遅れなのかもしれません。

演歌は、購入する年齢層が高いので、皆さんCDを買うんですね。
たぶん家にCDプレイヤーしかないから。
洋楽はアルバムの値段が安いので、買ってもいいかなと思ってしまいます。
レンタルCDでも、種類が少ないので、恐らく買ったほうがはやい。
クラシックは他のジャンルと違っていると思うので、あまり変化がないと考えますが、よくわかりません。
購入層から考えて、CDは買うものだと思いますが、私の場合、どの作曲家のどの曲で、誰が演奏しているもの、と指名買いすることが多いので、購入する場合は恐らく中古CDです。
クラシックの場合のヒット作というのはタイアップなどから生まれますが、クラシックCD市場全体の流れをとらえてみると、面白いデータが出て来そうです。

【テレビ、見てますか?】
CS放送をはじめとする多チャンネル時代、皆さん見るものが違いますよね。
インターネットやゲーム、その他もろもろ色々なメディアが登場して、人々は以前ほどテレビを見なくなったと言われています。
かくいう私も、テレビは食事中に家族が見ているものを一緒に見る程度。
一人だと、めざましテレビくらいしか見ません。

昔はドラマ見て、切ないシーンと挿入歌で涙をし、CDを買ったものですが、今はドラマを見ません。
テレビを見ないと、「流行の曲」を耳にする場面が、外食時くらいしか思いつきません。
90年代、恐らくテレビを中心に盛り上がったJ-POPですが、今でもそれが通用するとは思えません。
2000年代に入るとケータイの着うた配信で宣伝するアーティストも出始めましたが、このように新しいーケティングをどんどん考えていかないと、購買層に届かないんでしょうね。

【音楽を聴く時間】
人はどんなときに音楽を聴きますか?
普通の人は電車や車での移動中が一番かなと思います。
でも、最近は電車で周りを見渡すと、ケータイケータイ本ケータイDSケータイ。
これでは音楽を聴いている人の割合も減ってそうな気がしますね。
趣味の多様化が進んで、昔ほど人々は音楽を聴いていないような気がします。

【で?】
クラシックを基礎とした演奏家の未来を考える私としては、音楽でいかにしてキャッシュを産めばよいのかを見つけなければいけません。
そのためには広い視野でマーケティングを行う必要があります。
今回はきっかけ作りとして、CDというメディアにスポットを当てて現在の市場を考えてみましたが、データを基にちゃんと分析したいと思いました。
今後もこのような考察をしてみようと思います。

この記事を書いた人

ITコンサルタント/Webメディアクリエイター。自転車とカメラと料理が好き。
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