自転車に乗る時は、どんな道を何kmどのくらいの時間で走ったかを記録する、いわゆる「ロガー」と呼ばれるアプリを使っている。
自転車に対応しているものは、多くの場合、心拍数や速度、ペダルの回転数なども記録ができ、トレーニングの内容を振り返ることもできる。
以前は「Runtastic Roadbike」というアプリを利用していたが、ちゃんとしたサイクルコンピューターを購入したのをきっかけに、使うのをやめた。
サイコンはそれ自体もアプリを持っていて、走行ログを記録するのだが、「Strava」というSNSと連携して使っている。
Stravaは様々なアプリと連携して、アクティビティログを蓄積し、SNSのように記録していくのが特徴。
世界中の人が走ったログを見たり、自分と比較することができる。
便利なのは、サイコンでデータを計測さえしておけば、走行後に自動的に連携してアップロードしてくれるところだ。
走り終わったらすぐにアップロード完了の通知が来る。
そんなふうにサイコンとStravaを組み合わせて使ってきたのだが、これまでRuntastic Roadbikeで走ってきた過去のデータが入っていないのが気がかりだった。
ある時思い立って調べてみると、どうやらRuntastic Roadbikeはアプリの更新が終了し、サービスもサポートのみとなっているようだった。
サイトを見てみると、エクスポートができるようだったので、早速試してみた。
Runtasticのサイトにログインし、「設定」→「アカウントとデータ」のページに移動する。
そして「エクスポート」ボタンを押すだけなのだが、すぐにはデータが出て来ない。
250件ほどのデータを抽出するのに丸2日ほどかかった。
データの準備が終わったらメールが来るので親切なのだが、さすがに2日もかかるとは思っていなかったので、驚いた。
データをダウンロードして解凍すると、走行データ数分のgpxファイルが出力される。(アクティビティデータが250件あれば、250ファイルできる)
このgpxを StravaにインポートをすればOK。
なのだが、Strava側の仕様で25ファイルごとしかアップロードができないので注意しよう。
どこまでアップしたか分からなくなりそうだったので、あらかじめ25ファイルごとにフォルダで分割しておいたらやりやすかった。
インポートが終わると、他のアクティビティと同じように記録が見れるようになる。
ついでなので、ランニングをしていた頃に使っていたRunkeeperのデータもStravaにインポートした。
Runkeeperも、Runtastic Roadbikeと同じような方法でデータ移行ができた。
サイトにログインしてエクスポート、出てきたgpxをファイルをアップロードする。
Stravaは様々なアクティビティデータが記録可能なので、1箇所に集めておくとデータがより面白くなる。
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