コツコツ料理をしています。
人生をより豊かにするために、「食」に対してちゃんと向き合っていこう、と考えているからです。
派手な料理はあまりしないけれど、僕が心がけていることを書いていきたいと思います。
偏食しないために買い物を工夫する

買い出しに行くと、 スーパーのカゴ いっぱいの食材を買ってきます。 ちょうど冷蔵庫に入り切るくらいです 。ちゃんと自炊できれば、だいたい5~7日くらいで食べ切れるくらいの量なんです。これらは肉、魚、野菜、果物など、できるだけいろいろな食材をまんべんなく買ってくるようにしています。いつも同じメニューばかりにならないように、いろいろなものを作れるようにするための工夫です。

特定の「この料理が作りたい」というのを1~2品ずつ考えつつ、適当に目についた野菜を手に取るようにしています。玉ねぎ、人参、長ネギ、じゃがいも、キャベツ、レタス、ブロッコリーなどは定番です。そのほか使ったことのない野菜も、選り好みせず、いろいろ使ってみるようにしています。たとえば、以前は苦手だったセロリですが、最近はかなり重宝するようになっていたりします。
チャレンジしてみる

頭のついた魚や、かたまり肉など、料理に慣れていない人はちょっと手が出しにくいような食材を積極的に挑戦しています。食べやすく切り分けられているものより、「生きていたときの状態に近い」ものなので、劣化が少ない=新鮮だと捉えることもできますし、何より調理したときに美味しいです。

先日は頭のついた真鯛を1匹買ってきて、刺し身とあら汁にして食べました。残念ながらワタとウロコは処理済みのものでしたが。骨の硬い魚をおろしたのは初めてだったので、よい経験になりました。魚をさばけるようにもなっておきたいので、これからもチャレンジしていきたいと思います。

肉は薄切りよりも、かたまり肉で買って来たほうが美味しいです。豚バラは塩して塩豚にしておくといろいろ使えて便利です。塩豚は「塩をまぶすだけでこんなにも美味しくなるのか」という気付きがあった料理でした。

漬け置きつながりで言えば、自家製ピクルスはかんたんにできて、とっても美味しいです。お酒の肴にもぴったり。最近ハマっていて、食材を変えながら常備するようになってきました。
できるだけシンプルな料理をする

手の混んだ料理をしていると思われがちなのですが、塩や胡椒、油など基本調味料のみで仕上げたシンプルな料理がほとんどです。その分、塩や醤油を変えてみたときの違いを楽しんだりしています。岩塩と海塩の違いとかね。

ストウブで無水料理をするのもお気に入りです。水を足さない分、調味料の分量を抑えながらしっかりとした味付けができるので、濃厚ながら優しい味に仕上がるんですよ。
下ごしらえをちゃんとする

買ってきた肉や魚に塩をするのはなぜか。塩して一晩おいておけば、余分な水分が抜けて、味が凝縮されたり、臭みを取ったりする効果があるんです。ペーパータオルで巻くなどしておけば、日持ちもするようになります。

葉物の野菜は、使うときに水に浸します。水をいっぱいに吸わせると、シャキッとするんですよね。サラダでも炒めものでも、水をいっぱいに吸った野菜のほうが美味しく仕上がります。ただし、調理するときはしっかりと水切りをするのがポイントです。そのままだとべちゃべちゃになりますからね。水切りするときは、野菜用の水切りスピナーを使っています。
料理の基本をしっかり学びたい
料理ってそもそも何なのか。塩の役割って何?とか、美味しく食べるためのコツってなんだろう?とか、そういう本質的なところを追求しようとしています。
決して派手でなくてもいいんです。あ、たまには派手なのも作るんですけど。
体に優しく、美味しい料理を作れる料理男子を目指していきたいと思います。

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