夜中に突然、けたたましく鳴り始めるiPhone!!
まずその音にびっくりしたあと
「あっ、緊急地震速報だ!」
と思ったんですが、
僕はお風呂上がりで半裸のタイミングだったので
これはいったいどうしたものかと、困ってしまいました。
心臓はバクバクしながら、揺れに備えて様子をみていましたが
揺れを感じることはなく、ほっとしました。
スマホの緊急地震速報ってどんな仕組みなの?
次の日、SNSで
「緊急地震速報鳴ったけど、揺れなかったよね~」などと会話していたんですが、
ふと、これってどういう仕組みで鳴らしているのか興味が湧いたので
スマホに飛んでくる緊急地震速報ってどんな仕組みなのかを調べてみました。
とりあえずオフィシャルである
気象庁のWEBサイトをチェックしてみると、こんな感じでした。(詳しい説明もあるので、興味のある方はどうぞ)
ふむ、なるほど?
スマホ的観点で、順番をたどってみましょう。
- 震源近くの地震計が、地震を検知
- 地震計が、気象庁へデータを送信
- 気象庁が、震度やエリアを予想
- 気象庁が、自治体やTV局、通信キャリアなどに速報を送信
- 携帯キャリアが、電波を使って速報を送信
- ユーザーのスマホが鳴る
こんな仕組みで鳴ってるんですね。
上の1~6までが、数秒間の間に行われます。
この短時間の中で、結構複雑な処理が行われているんですね。
こういうものはスピードが命なので、ある程度精度が低くても仕方ないのかもしれません。
スマホが鳴った人と鳴らなかった人の差は?
SNSで会話していると、
同じような地域に住んでいるのに鳴った人と鳴らなかった人がいました。
この差ってなんだろう?と思って原因を調べてみました。
だいたい、以下の3つが主な原因かなと思います。
- 緊急地震速報に対応していない
格安SIMや格安スマホだと緊急地震速報に対応していない場合もあるようです。
気になる方はキャリアやメーカーに確認をしてみましょう。 - 緊急地震速報に対応しているが、設定がオフになっている
キャリアやスマホが緊急地震速報に対応している場合でも、設定でオフにしていると当然鳴りません。
オンになっているか気になる方は、メーカーサイトなどで設定方法を確認してみましょう。 - エリア外だった
緊急地震速報で使われるエリアは、気象庁が日本を約200に分けて定義しています。
気象庁が予想した結果をもとに速報が発表され、対象のエリアに送信されるようになっています。
震度情報や緊急地震速報で用いる区域の名称(平成30年10月1日現在)|気象庁
ふむ、エリア外というのは結構ありそうですね。
例えば「東京都23区エリア」は対象だけど、隣の「東京都多摩東部」は対象じゃなかった場合、
杉並区は警報が鳴る、隣の武蔵野市では警報が鳴らない、ってことにもなるわけですね。
緊急時の対応を考えておこう
地震などの災害は、いつ起こるかわからないものです。
今回の経験があって、僕も日頃から緊急速報を受けたときの対応を考えておこうと思いました。
以下の気象庁のサイトが参考になるので、ぜひ参考にされてみてください。
コメント