2018年のゴールデンウィーク、伊豆諸島にツーリングに来ています。
Liveその3で大島に到着、温泉に入って船旅の疲れを癒した後は、いよいよ伊豆大島一周ライドのスタートです。
元町から「大島一周道路(約43km)」をたどって、海岸沿いをぐるっと一周します。
よく晴れた青空、青い海、海と緑の香りのする風を受けながら走ります。
ただ走っているだけで、ワクワクして、笑顔になってしまいます。
時折目につく花や木に目を留め、写真を撮りながらのんびりと走ります。
こういうのは、車やバイクではなかなかできないこと。
自転車ツーリングの醍醐味ですね。
岩場、波、崖、浜。
大島には絶景ポイントがたくさんあります。
景観の良いところは、たいてい案内板が立っているので、それを目印に走るといいかも。
西海岸は比較的穏やかな地形で、走りやすかったですよ。
南岸の波浮港近くで、開けた場所を発見しました。
芝生、海、青空。
かなりいい条件だったので、撮影の準備を始めました。
実は、今回のツーリングでやりたかったことの一つが、景色のいいところでセルフポートレートを撮ること。
そのためにわざわざ重い三脚を持ってきたわけです。
休憩用に持ってきたヘリノックスのチェアワンミニも活用できました。
そして撮ったのがこの写真。
いわゆる「カバー写真」的な用途で使うものなので、横長構図に対応できる感じで撮ってます。
ふー、満足した。
さて、ツーリングに戻りましょう。
途中で知り合ったサイクリストが「この先のコロッケが旨いよ」と教えてくれました。
おお、それはぜひとも行かねばと、坂をどんどん下って波浮港へ。
「鵜飼商店」さんに到着です。
コロッケ、65円、サイズ小さめ、旨し!
揚げたて、サックサク、玉ねぎの風味と食感が口の中に広がります。
鳥に狙われないように注意だ。
この波浮港も絶景ポイントのひとつです。
港は突き当たりになっているので、一周道路に戻るにははきた道を戻る必要があります。
丘を上ったところで港を見下ろすと、この景色。
「登ってきた感」も感じられて、いいポイントです。
峠に向かってまっすぐの道を調子よく走っていた時。
それは突然の出来事でした。
ガツーーーーーン
と、顔の正面、こめかみあたりに何かぶつかってきました。
うがっ!
「いってーなー」と、肩口を見ると、
オレンジ色の頭をした大きなハチが取り付いてる。
スズメバチーーーーくぁwせdrftgyふじこlp
こ、これは刺されでもしたらヤバイ!
フロントバッグの中から適当なものを掴んで、おりゃーっと一撃喰らわせました。
止まったら追いかけてくるかもと思ったので、走りながらの対処です。
もう必死でした。
ハチも激突の衝撃で、目を回していたのかも。
はー、一気に疲れた。
ヘルメットとアイウェアの重要さを、身をもって知りました。
自転車はいろんなものがぶつかってくるんで、気をつけてくださいね。
ハチの恐怖にもめげず、ペダルを回してどんどん進んでいくと、峠道が姿を現し始めました。
来たな、坂道め!
受けて立つぜ!
この後、こんな斜度の道がずっと続きました。
大島一周はそれほど距離もないので侮ってましたが、意外とこの峠はきつかったです。
大島の東海岸はほとんど峠なので、坂道慣れしてない方はご注意を。
(峠って、登りは淡々と登るし、下りは猛スピードでかっ飛ぶので、あんまり写真ないんですよね…)
峠の途中に、三原山の真東に広がる「裏砂漠」の入り口がありました。
黒い火山灰が積もり、遮る物のない広大な砂漠地帯で、観光名所なんだそうです。
行ってみたくてウズウズしたんですが、今回はロードバイクだし、あまり時間もないのでスキップ。
次回はぜひ行ってみたいポイントですね。
峠を下ったところで、大島公園に到着。
売店を発見しました。
ボトルもほとんど空でしたし、お昼も食べていなかったので、ここで大休憩を取ることにしました。
トイレを済ませて顔を洗い、ボトルを補給します。
「ラーメン」のノボリが立っていたので、注文してみました。
シンプルな醤油ラーメンですが、岩海苔の風味が効いて美味しかったです。
僕が外でズルズルすすってたら、他にも4組ほど続けてラーメンを注文。
いい客寄せになったようで、よかったです。
店主もニンマリ。
ここまでくれば、上陸した岡田港まで残り数キロという感じです。
この後は、スタートした元町まで戻ってから、三原山の登山口までヒルクライムをする予定でしたが、
ここ大島公園からも登るルートがあるとのこと。
東側から登って、西側へ下りる。
島の真ん中を突っ切る形になるので、時間の節約にもなりそうです。
よーし、このルートでヒルクライムしよう!
いざ、三原山へ!!
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