ポートレート写真について、興味が尽きない今日この頃。(ポートレート講座に申し込んだばかりです。)
フォトグラファー鈴木恭子さんのこちらの記事を読んで、はっと気づかされました。
人物撮影の極意:人にガツンと向き合う写真|kiyohk sduki photography
「人に向き合え、もっと人をガツンと撮れ。」
という先生のご指導だった。それ以来、もっともっと被写体その人が伝わるような写真を撮ろうという試みを続けている。(中略)
「きょうこちゃん、ライブはミュージシャンの表情が命だよ。楽器とか、手元とか、ほかのことはブレようがどうでもいいから、とにかく表情を撮ってごらん。」
と教えていただいた。
「写真撮影はコミュニケーションである」というのは、ポートレート撮影ではよく言われることです。
シャッター音のタイミングや、会話、行動を通じて、その人の内面を引き出していく、それを「写真」という形で表現をするのです。
では、アーティストの写真は何を写し取ればいいのか?と考えたときに、
やはり演奏しているときの表情をいかに写すかということだと気づかされました。
楽器演奏はよく体が動くので、被写体ブレしやすいですが、一番重要なのは「表情を狙うこと」をまず考えてみる。
まずはそこからはじまるんだなぁと、学びました。
何かいい写真がないかなぁと探していましたら、数年前のアーティスト写真用のフォルダを見つけたので
「表情」にフォーカスしてレタッチしてみました。
ライブじゃなくて楽器構えているだけだからなんとも、ですが。
これから、アーティスト写真を撮るときは「表情」にフォーカスして撮影を重ねてみたいと思います。
コメント