精神刺激薬で、依存性と中毒性を持ち、興奮作用、解熱鎮痛作用、強心作用がある。
これ、カフェインのことを説明したものなんです。(出典:Wikipedia)
まるで麻薬のような書きっぷりですが、本当に規制されてもおかしくないような効果を持っているんです。
最近、僕の周りでこのカフェイン中毒の認識が広まり、カフェイン断ちをして体調改善したという例が多くなってきました。
それでも、コーヒやお茶が好きでやめたくないという人は、どのようにカフェインと付き合っていけばいいのでしょうか。
身の回りにはカフェインだらけ
コーヒー、お茶、コーラ、エナジードリンクや栄養ドリンク、かぜ薬など、身の回りにはカフェインがたくさんあふれています。
カフェインは一時的には気持ちをシャキッとさせて集中力を上げることができます。
しかし、常用すると神経が常に覚醒状態になって、心臓や血管にも負担がかかりますし、睡眠も浅くなり、脳や体が休まりません。
さらに薬と同じで、常用していると耐性ができてしまい効果を感じづらくなってしまい、量がふえてしまうという悪循環を生み出してしまいます。
コーヒーを1日に何杯も飲みながら、眠くなったらエナジードリンクを飲み、疲れたからと栄養ドリンクを補給していたら、体を休めるどころか、かえって興奮させて休ませないようにしているようなものなのです。
カフェインの使い所を制限しよう
そうは言っても、コーヒーやお茶が大好きで、という方も多いと思います。
僕もその一人で、毎朝コーヒー豆を挽き、ハンドドリップして会社に持っていっているほどです。
カフェインのリスクは知っていますが、コーヒーをやめろと言われてもなかなか難しいんですよね。
そこで僕は「コーヒーはできるだけ午前中に飲みきること」にしています。
睡眠時間にうまく神経をオフ状態(副交感神経優位)にしてあげるためには、カフェインが体から抜けた状態であることが望ましい。
カフェインの効果は5〜7時間ほど持続すると言われていますから、12時までに飲めば、夕食頃には効果が切れます。
そこから入浴などをしているうちに、睡眠に最適な状態になるという考えです。
この計算では、食後のコーヒーくらいがせいぜいなところで、15時のおやつにコーヒーだと、夜中まで効果が持続してしまうのでアウトです。
カフェインを完全にやめるのは難しいかもしれませんが、午前中であれば日中の仕事や活動をうまくサポートしてくれる味方になってくれそうです。
カフェインとの付き合い方、見直してみませんか?
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