一人暮らし用の賃貸マンションのキッチンって、狭いですよね。
そもそも自炊なんてほとんどしないだろう、くらいの思想で作られているとしか思えないですよね。
キッチンが狭いと、調理も洗い物もとってもやりにくいです。
今回はこの「キッチンの狭さ」をなんとかする方法を考えてみました。
作業スペースが狭い
ミニキッチンは確かに「狭い」ですが、なぜキッチンが狭いと不便かというと、一時的な作業領域が足りないからです。狭い机で作業するのと同じようなことですね。IT的にいうとメモリーが少ないんです。
料理はたくさんの工程がありますが、大雑把にまとめると下ごしらえと加熱調理に分けられます。肉に下味をつけている間に、野菜を切り分け、下ごしらえが全て終わって一気に加熱調理をするのが効率的です。
ところが、まな板を置くと、切ったものを並べる場所がなくなるのがミニキッチン。野菜をバットに並べるには鍋を移動させて、その間はIHヒーターが使えない…という状態になったりします。
一時作業領域が小さいと、こうした「場所の入れ替え」が頻繁に発生してしまうので、効率が悪く、使いにくい、と感じてしまうんですよね。
洗い物も同様です。洗い物を効率よく終わらせるには、一気にスポンジで洗ったあと、一気にすすいで、水切りカゴに入れる。シンク周りが小さいと、一個ずつ洗わないといけなくなるので、効率がとても悪くなるのです。
作業スペースを増やすには?
では作業スペースを増やす手段を考えてみましょう。まず常設するか、一時的なものにするかによって、考えられる方法は変わってきます。
一時的な方法としては、折りたたみテーブルが考えられます。通路などにも置いて使えるのが利点ですが、使うときと片付けるときに一手間かかってしまうのが最大の欠点です。手間を省くためのものに手間をかけるのもナンセンスなので、どうしてもスペースがない場合以外は、常設を検討したいところです。
常設するなら、キッチン周りのスペースをよく観察する必要があります。我が家のキッチンの場合、キッチンの後方に置いてあるオーブン用のラックとゴミ箱の高さがほぼ同じなので、天板を繋げば作業台として使えそうです。今回はここを作業台にしてみましょう。
キッチン後方に作業台を作る
現在はキッチン後方に、オーブンとゴミ箱を並べて置いてあります。このスペースの高さを揃えて天板を置くと、作業台として使えそうです。
普通に天板を置くだけなら、MDF板なんかをホームセンターなどで切って貰えばいいんですが、以下のような課題が考えられます。
- オーブンのすぐ上に天板を置くので、耐熱は大丈夫か
- 水物を置くことにもなるので、防水性のある天板が望ましい
- ラックとゴミ箱の高さをどうやって合わせるか
- ゴミ箱側がプラスチックなので強度は大丈夫か
作業台を作るためには、これらの課題をクリアしなければなりません。
我が家のミニキッチンの課題が明確になったので、これらに取り組んで行きたいと思います!